横浜流星、酷暑の中“アパートの3階から飛び降り”14テイクも…難役に挑む姿に迫った『正体』キャラクター映像
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横浜演じる5つの顔を持つ指名手配犯・鏑木慶一のキャラクター動画が公開
横浜流星を主演に、藤井道人監督が染井為人の傑作小説を映画化した『正体』。本作より、横浜演じる5つの顔を持つ指名手配犯・鏑木慶一のキャラクター動画を紹介する。
・横浜流星、5つの顔を持つ指名手配犯役に体当たりで挑む! 謎に包まれていた『正体』の主演が明らかに
本作は、染井為人の同名小説を実写映画化したサスペンス・エンタテイメント。『余命10年』(22年)が興行収入30億円を超える社会現象を巻き起こし、最新作『青春18×2 君へと続く道』(24年)が日本のみならず現在アジア各国で大ヒットを記録中の藤井道人が監督を務める。
日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けたが、脱走し潜伏を続ける主人公の鏑木(横浜)。沙耶香(吉岡里帆)は、東京でフリーライターをしている鏑木が家がないところを助け、一緒に暮らし指名手配犯だと気づくが、彼の無実を信じる。和也(森本慎太郎)は、大阪の日雇い労働者として共に工事現場で働く鏑木と親しい友人となるが、犯人ではないかと疑う。舞(山田杏奈)は、長野の介護施設で働く鏑木と出会い恋心を抱く。刑事の又貫(山田孝之)は、潜伏しながら各地に出没し日本を縦断していく鏑木を追う。
4人が出会った鏑木は、それぞれまったく違う姿をしていた。4人の視点から描かれる、鏑木の本当の“正体”とは? 彼は、凶悪犯なのか、それとも無実の青年なのか?
今回紹介するのは、日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けるも脱走する指名手配犯・鏑木慶一(横浜)のキャラクター動画。姿を変えながら日本各地を潜伏して逃亡を続けるという、これまでに演じたことのないような役柄に挑む横浜に追った映像となっている。
藤井監督とは数多くの作品でタッグを組んでいる横浜は、「藤井組に入ると、1カット、1カット妥協せず、ベストを目指して、僕ら役者を信じてくれるとても士気の高い組だなと感じていて、濃い時間を過ごせて幸せに感じています」と振り返る。充実した撮影だったことは、監督と密にコミュニケーションを取る様子からも窺える。
横浜は殺人事件の容疑者として警察に追われ、本能のままに逃げなければならない“鏑木慶一”という役にリアリティを持たせるため、マンションからの飛び降り、通行人との衝突など危険なアクションにも果敢に挑戦している。アパートの3階から下のトラックの屋根に飛び降りるというアクションシーンでは、7月の酷暑の中、実に14回もテイクが重ねられた。
「本当に死に物狂いで逃げて、全部大変だったけど、この気持ちの部分を大事にしていた」という横浜は、藤井監督と3年も前(※2023年7月撮影時点)から本作について話し合っていたそうで、「この作品への思い入れは強い」と心情を明かしている。
『正体』は11月29日より全国公開。
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