イギリス王室が19日(現地時間)、ヘンリー王子とメーガン妃(サセックス公爵夫妻)が3月31日をもって王室の公務から退くと発表した。
サセックス公爵夫妻は昨年12月にイギリス王室の主要メンバーからの引退を表明、同時に「サセックス・ロイヤル」を商標登録し、王室離脱後にブランドとして商品展開をすると見られていたが、祖母のエリザベス女王は検討を重ねたうえで、この称号の使用を禁じられた。
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当初、自分たちのビジネスを中心に時々公務にも携わるというスタイルを望んでいた夫妻にとっては大幅な計画変更を余儀なくされるのは間違いない。
メーガン妃は実父や異母姉からしばしばバッシングを受けているが、異母姉のサマンサ・マークルは「メーガンはケイト(義姉のキャサリン妃)が羨ましかったんです」と、妹が王室離脱宣言をキャサリン妃の誕生日前日に発表したことを批判。昨年7月に『ライオン・キング』のロンドン・プレミアにサセックス公爵夫妻が出席した際、ヘンリー王子がディズニーのCEOにメーガン妃への仕事斡旋をお願いしているとされる動画がネットに流れたが、これについても時期尚早だとコメント。「浮気して、妻と離婚する前から不倫相手に電話番号を渡すようなもの」と痛烈に非難している。
夫妻は2月中にイギリスに帰国し、公務に携わる予定。最後の公務となるのは3月9日(現地時間)、ロンドンのウェストミンスター寺院で行われるコモンウェルス(英連邦)・デーの式典。
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