ティモシー・シャラメが若き日のボブ・ディランを熱演! 名匠ジェームズ・マンゴールドの最新作、来年2月公開へ
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NYにたどり着いた19歳の無名の青年が世界を変える…ディランが獲得した功績
ティモシー・シャラメが若き日のボブ・ディランを熱演する名匠ジェームズ・マンゴールド最新作『A Complete Unknown(原題)』が、邦題『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』として、2025年2月に劇場公開されることが決定した。
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本作は、60年代初頭、後世に大きな影響を与えたニューヨークの音楽シーンを舞台に、19歳だったミネソタ出身の一人の無名ミュージシャン、ボブ・ディランが、時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていく様子を描く。
歴史に残る名曲と伝説を数多く残し、今もなお現役でステージに立ち続ける史上最高のミュージシャン、ボブ・ディラン。“生きる伝説”として世界に影響を与え続ける彼は、その文学的影響力により、2016年にミュージシャンとして初となるノーベル文学賞を受賞したほか、アメリカ文化へ多大な影響をもたらしたとしてピュリツァー賞特別賞を受賞。さらに、フランスの最高勲章であるレジオン・ドヌール勲章、民間人に贈られるアメリカ最高位の勲章となる大統領自由勲章などを贈られている。
主人公となるボブ・ディランを演じるのは、いま人気、実力とも頂点に立つ若手俳優として、世界中を虜にするティモシー・シャラメ。映画『君の名前で僕を呼んで』(17年)で第90回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、近年では『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(23年)や『DUNE/デューン』シリーズなど、全世界で大ヒットのハリウッド超大作に立て続けに出演。卓越した演技力と表現の幅広さで、観客と批評家の双方から圧倒的な支持を集める若きスターとして、他の追随を許さない圧倒的存在だ。2023年には『ウォンカ~』のプロモーションで待望の初来日を果たし、日本での人気ぶりと唯一無二の存在感を見せつけたことも記憶に新しい。
監督を務めるのは、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(05年)『フォードvsフェラーリ』(19年)を手掛け、『LOGAN/ローガン』(17年)で第90回アカデミー賞脚色賞にノミネートされた名匠ジェームズ・マンゴールド。『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(05年)で、アメリカ音楽界の伝説的な歌手ジョニー・キャッシュとその妻の波乱に満ちた人生を感動的に紡ぎオスカーに導いたほか、大ヒットミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』(17年)でもエグゼクティブ・プロデューサーとして手腕を大いに発揮、世界を感動させる傑作として送り出した。
タイトルの“A Complete Unknown”とは、米音楽誌ローリング・ストーンが2004年に選出した「最も偉大な500曲」で1位に選ばれた、ディランの代表曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」の一節。まさに“名もなき者=A Complete Unknown”だった若きディランが、この歴史に残る名曲に至る師や恋人と出会い、激動の時代の中で羽ばたいていく姿や、心を引き裂くような情熱的なエピソードの数々を、シャラメとマンゴールド監督という、最高の才能がどのようにスクリーンに再現するのか。いまから期待が止まらない。
さらに、共演者として『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(14年)のエドワード・ノートン、『マレフィセント』(14年)のエル・ファニング、『トップガン マーヴェリック』(22年)のモニカ・バルバロ、ボイド・ホルブルック、ダン・フォグラー、ノーバート・レオ・バッツ、スクート・マクネイリーら名優たちの出演も明らかとなった。
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は2025年2月に劇場公開。
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