綾瀬はるか、『ルート29』の撮影はまるで「親戚のおじさんたちが夏休みに集まっている時間」穏やかな時間流れるメイキング写真

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『ルート29』
(C)2024「ルート29」製作委員会
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綾瀬はるか&大沢一菜、1ヵ月のオールロケで距離を縮めていく

綾瀬はるか主演、デビュー作『こちらあみ子』(22年)で多くの映画ファンを魅了した森井勇佑監督の最新作『ルート29』。本作より、初共演の綾瀬と大沢一菜が1ヵ月のオールロケで距離を縮めていく姿を捉えたメイキング写真を紹介する。

・初共演の綾瀬はるかと大沢一菜がロケで距離を縮めていく姿を捉えたメイキング写真はこちら!

・【動画】ぼっちだった綾瀬はるかが⾵変わりな⼥の⼦とふたり旅/映画『ルート29』予告編

本作は、他者とコミュニケーションを取ることをあまりしない主人公トンボが、風変わりな女の子ハルを連れて旅に出た先でのさまざまな出会い、そこで次第に深まる絆によって、からっぽだった心に喜びや悲しみの感情が満ちていく時間を綴ったロードムービー。森井監督は、詩人・中尾太一の「ルート29、解放」にインスピレーションを受け、映画の舞台ともなった姫路から鳥取を結ぶ一本道の国道29号線を約1ヵ月間旅をして脚本を完成させた。

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他者と交わろうとしないひとりぼっちの主人公のり子を演じたのは綾瀬はるか。彼女は森井勇佑監督の前作『こちらあみ子』が大好きだったという。本作のオファーを受け、「台本を読んだら、自然と涙が流れていました。読めば読むほど毎回大好きになる不思議な台本でした」と出演を決意した。

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ハル役には『こちらあみ子』で強烈なデビューを飾り第36回高崎映画祭最優秀新人俳優賞を受賞した大沢一菜。幅広く活躍を続ける彼女は、ドラマ『姪のメイ』『季節のない街』と立て続けに出演。森井監督作品には2作品続けての登場となる。そのほか、市川実日子、高良健吾、原田琥之佑、河井⻘葉、渡辺美佐子など、演技と存在感に定評のある実力派キャストたちが集結した。

今回紹介するメイキング写真では、トンボと相棒として共に旅に出るハルの関係性そのまま、綾瀬と大沢が撮影を楽しむ様子が切り取られている。ふたりで車やロープウェイに乗り笑顔を見せる姿、カヌーを一生懸命に漕ぐ姿、石を積み上げて遊ぶ姿、ヤギを見つめる姿.と、綾瀬の大ファンであるがゆえに緊張をみせていた大沢と、綾瀬の距離が縮まっていく様が垣間見える。

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綾瀬自身も「一菜ちゃんとスタッフさんの掛け合いを見ていても、“親戚のおじさんたちが夏休みに集まっている時間”に見えるほど(笑)、穏やかな時間を過ごしていました」と表現するように、非日常感のある大人の夏休みを思わせるような写真の数々。2023年7月下旬から約1ヵ月間かけて、オールロケによって敢行された本作の撮影ならではの、日本の原風景ともいえる場所の数々のノスタルジックな雰囲気も垣間見ることができる。

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森井監督が目指した「今生きている世界を、また別の角度から感じ取ることができるような映画」という寓話的な要素とリアリズムを融合させた世界観がますます楽しみになるようなメイキング写真となっている。

『ルート29』は11月8日より全国公開。