ティモシー・シャラメが歌う「ライク・ア・ローリング・ストーン」が心に沁みる…ボブ・ディランの栄光と苦悩が紡がれた予告映像
#エドワード・ノートン#エル・ファニング#ジェームズ・マンゴールド#ティモシー・シャラメ#ボブ・ディラン#名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN#映画
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』の予告&場面写真が公開
ティモシー・シャラメが若き日のボブ・ディランを熱演する名匠ジェームズ・マンゴールド監督作『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』。本作より、ディランの栄光と苦悩が紡がれた予告映像と場面写真を紹介する。
・“生ける伝説”ボブ・ディランを徹底研究! 全身全霊で体現したティモシー・シャラメが歌声を披露
本作は、60年代初頭、後世に大きな影響を与えたニューヨークの音楽シーンを舞台に、19歳だったミネソタ出身の一人の無名ミュージシャン、ボブ・ディランが、時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていく様子を描く。
監督を務めるのは、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(05年)『フォードvsフェラーリ』(19年)を手掛け、『LOGAN/ローガン』(17年)で第90回アカデミー賞脚色賞にノミネートされた名匠ジェームズ・マンゴールド。『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(05年)で、アメリカ音楽界の伝説的な歌手ジョニー・キャッシュとその妻の波乱に満ちた人生を感動的に紡ぎオスカーに導いたほか、大ヒットミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』(17年)でもエグゼクティブ・プロデューサーとして手腕を大いに発揮した。
・『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』の場面写真をもっと見る
今回紹介する予告映像は、シャラメ演じるボブ・ディランが故郷のミネソタを後にし、フォーク・ギター1本だけを抱え、ヒッチハイクでニューヨークへ降り立つ場面から始まる。時は1961年、米ソ冷戦や公民権運動から若者文化の興隆など、社会・文化が大きく変わろうとする激動の時代の中で、 何者でもなかった19歳の一人の青年は、様々な人々と出会い、魅力的なパフォーマンスと時代の心を掴んだ歌の数々で、一気にスターダムを駆け上がっていく。
ディランは大きく時代を動かし、 “フォーク界のプリンス”、“若者の代弁者”として時代の寵児となるが、その栄光の日々の影には、誰もが心を揺さぶられる苦悩が隠されていた。高まる名声とは裏腹に、自分への周囲の期待と、本来の自分自身との軋轢に葛藤する彼の前に、運命は過酷な試練を与える。1965年7月25日、5日前に発表したばかりの新曲を携え向かった、ニューポート・フォークフェスティバルの舞台。ディランの手にはエレクトリック・ギターが握られていた…。
20世紀最大の詩人・パフォーマーでありながら、今なお現役ミュージシャンとして舞台に立ち続ける“生きる伝説”ボブ・ディランを演じるのは、ハリウッド新時代のスターとして頂点に立つティモシー・シャラメだ。シャラメは全身全霊を込めて若き日のディランを完全再現し、そのビジュアルだけでなく、全ての歌唱シーンを自身の声で歌い上げる。ディラン独特の鼻声も見事に再現しており、予告映像ではディランの初期の名曲「北国の少女」を始め、2004年にローリング・ストーン誌が史上最高の名曲No1に選出した「ライク・ア・ローリング・ストーン」も披露している。
映像には、ボイド・ホルブルック演じるジョニー・キャッシュも登場する。さらに、ピート・シーガー役を演じるエドワード・ノートンや、当時のディランの恋人スージー・ロトロにインスパイアされたシルヴィー役を演じるエル・ファニング、「フォークの女神」ジョーン・バエズ役のモニカ・バルバロ、そして、スクート・マクネイリー、ダン・フォーグラーら最高の共演陣が当時の熱気を再現している。
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は2025年2月28日より全国公開。
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