板垣李光人のビジュアルを内野聖陽「めちゃくちゃ美しいよね」と絶賛! 『八犬伝』公開記念舞台挨拶
ヘアメイクディレクター・酒井啓介による撮影現場のオフショットも公開
映画『八犬伝』が10月25日〜10月27日の3日間で、興行収入1億6808万7160円、動員12万5748人を記録し、配給キノフィルムズ設立以来初の1位を飾ると共に、週末興行収入&動員ランキング初登場1位の大ヒットスタートを切った。これを祝う公開記念舞台挨拶が27日に開催され、役所広司、内野聖陽、渡邊圭祐、鈴木仁、板垣李光人、水上恒司、栗山千明、曽利文彦監督が登壇。全国336の映画館でライブビューイングも実施された。
・『八犬伝』の公開記念舞台挨拶の写真と、役所広司、内野聖陽、板垣李光人、塩野瑛久らキャストのオフショットはこちら!
主人公・滝沢馬琴を演じた役所は「今日は『八犬伝』を選んでいただき、ありがとうございます」と全国に向けて感謝の挨拶。10月25日の公開初日及び2日目共にNo1の大ヒット中の本作だが、これに役所は「公開が始まってNo1の映画には出たことがないので感動しています」としみじみし、「これが三日天下にならないよう、みなさんのお力をお借りしないとさらなるヒットにならないと思いますのでご協力ください」と特大ヒットを祈念した。そして曽利監督もNo1という大ヒットに「身の引き締まる思いです! 若い観客の方にも集まっていただいて嬉しい限り」と感激していた。
一方、葛飾北斎を演じた内野は、役所との共演に「役所さんとは同じ申年で12年違うので大先輩。ところが北斎は馬琴よりも年上の設定。役所さんは大先輩ですからついつい敬語が出たり、腰が低くなりがちなところをなるべくそうならないように頑張った。でも役所さんがフランクに接してくださったので、自由に北斎像を造形できたと思う」と感謝。これに役所も「こちらこそ。内野さんのお陰で楽しいお仕事が出来ました」と返礼していた。
また、役所が「僕ら醜い老人2人で若い八犬士の美しさを引き立てようと頑張った」とニヤリと振り返ると、内野も「役所さんとは老人の特殊メイクを施すために朝から2時間くらい隣に座って、ああだこうだと喋っていましたね」とすっかり意気投合している様子を見せていた。
そんな美しき八犬士を演じた渡邊、鈴木、板垣、水上。渡邊が「本当に役所さんと内野さんのお2人に美しく引き立てていただいて…」と冗談めかすと、内野は「そう、すべては圭ちゃんのために!」と大笑い。改めて渡邊は「事前に曽利監督から『八犬伝』に対する熱い想いを伝えていただき、『八犬伝』が幅広く愛されている理由を知れた気がして、演じていて楽しかった。監督をはじめ、みなさんの色々な思いがこもった作品に携われて光栄でした」と嬉しそう。鈴木は親交のある渡邊との共演に「圭祐君には普段からお世話になっているのでやりやすかった。準備段階からフラットに役に入れました」と手応えを口にした。
一方、舞のシーンのある板垣は「美しさが大事な部分だったので、役所さんと内野さんに助けていただいて」とユーモアを交えて感謝すると、内野は「めちゃくちゃ美しいよね!」と太鼓判。さらに板垣は、自宅での神楽鈴の練習について「隣りの人に変な儀式をしていると思われていないか心配だった。鈴の音って結構響くので」と明かして笑いを取っていた。
「八犬士は美しい」トークの流れで、水上は「水上恒司になって初めての作品が『八犬伝』でした」と思い入れの強さを明かしながら、「実は八犬士の8分の3は汚い枠。その汚い枠の一つを僕が担っているという自負がある」と言い出し、「僕らのお陰で、残りの八犬士が輝いているということも伝えておきたいです」と謎の熱弁。
すると渡邊から「水上さんは八犬士に対する熱い想いがあり過ぎておでこに…」との指摘が。確かに水上の額にはアザのようなものがあり、別作品のアクションで出来たものだそうだが、これに水上は「八犬士にはアザがありますが、僕も『八犬伝』撮影の2年越しに浮かび上がってきた。公開2日目に出てくるとは…おめでたいと思ってください」と八犬士仕様だとアピールしていた。
美しきヴィラン・玉梓を演じた栗山。「八犬士たちがカッコいいアクションを披露する中で、玉梓として強そうに見えなければいけない。ラスボスとして負けないような迫力を特殊メイクの力を借りてカッコよくしていただいた」などと役作りを振り返った。
改めて役所は演じた馬琴について「我儘な人だったはず。これだけの大作を書き上げることが出来たのは、葛飾北斎と家族の支えがあってのもの」と分析。内野は葛飾北斎の演じ方について「北斎とはどんな人物だったのか、伝記を読んだり、資料館に行ったりしました。演じる上では自由人の極致を見せながら、風通しのいい人間にすることばかりを考えました。そして馬琴さんの最初のファン1号のような気分で演じていました」と述べていた。
最後に主演の役所は、「監督のもとに集まった素晴らしいキャストとスタッフで一生懸命に作った作品です。沢山の人に見てもらいたいし、ご家族で観られる映画です。何度観ても新しい発見のある映画だと思うので、『八犬伝』をこれからも宜しくお願いいたします!」と呼び掛けた。イベントの後半には、本作の宣伝アンバサダーにしてすでにSNSでも大人気のマスコット”八房くん”の超巨大熊手も登場。さらなる大ヒットを祈願し、登壇者全員で『八犬伝』にならい“八回の一本締め”が行われ、大盛況のうちに舞台挨拶は終幕した。
さらに、【虚】と【実】それぞれのパートで個性的なキャラクターを演じるキャスト陣の撮影現場でのオフショットが到着した。撮影したのは、先日解禁されて話題を集めた八犬士たちのモノクロオフショットを手掛けた、本作ヘアメイクディレクターの酒井啓介(映画『ゴールデンカムイ』やAmazonオリジナルドラマ『龍が如く〜Beyond the Game〜』など)。どこか幻想的な雰囲気漂う独特の風合いで、劇中の役柄とは異なる自然な笑顔や、リラックスしているようでいて溢れるオーラを隠し切れないキャスト陣の絶妙な表情を切り取っている。
『八犬伝』は現在公開中。
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