甲本ヒロト、松重豊から熱烈オファー受け夢のタッグ実現! ザ・クロマニヨンズが『劇映画 孤独のグルメ』の主題歌アーティストに
主題歌「空腹と俺」がすべての人の空腹を代弁する最新予告映像も解禁
松重豊が監督・脚本・主演を務める『劇映画 孤独のグルメ』で、約40年の時を経て松重×甲本ヒロトのタッグが実現。本作の主題歌アーティストにザ・クロマニヨンズが決定し、主題歌「空腹と俺」を使用した最新予告映像が解禁された。
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原作:久住昌之、作画:谷口ジローによるハードボイルド・グルメ漫画「孤独のグルメ」。輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎が、営業先で訪れた土地で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいものを独り自由に食す様子を1話完結で淡々と描く作品だ。作中で登場する店は、高級店や流行りの店ではなく、街に溶け込むように年月を重ねた大衆食堂や個人店がほとんど。五郎が独りで食事を楽しむ様子が自身のモノローグと共に描かれるスタイルが人気を博し、単行本はシリーズ累計150万部を超えるベストセラーとなっている。
2012年1月には松重豊主演でテレビ東京系連続ドラマとしてシリーズ化され、深夜にひっそりと放送スタートするや、食欲をそそる料理と松重演じる五郎の大胆な「食べっぷり」や「心の声」に多くの共感が生まれ、その魅力にハマる人が続出。1人で食事をする「孤食の時代」を先取りするとともに、誰しもの生活に“食のドラマ”があるという、食を楽しむ新しい文化を作り上げた。現在、ドラマは国内のみならず海外でも絶大な支持を獲得し、“グルメドキュメンタリードラマの金字塔”として、シーズン10まで続く長寿シリーズとなった。
そんな人気ドラマシリーズが、テレビ東京開局60周年記念特別企画『劇映画 孤独のグルメ』として、来年1月10日に劇場公開される。監督・脚本・主演を務めるのは、これまでシリーズで主人公・井之頭五郎を演じてきた松重豊。
先日、内田有紀、磯村勇斗、塩見三省、村田雄浩、杏、オダギリジョーの豪華実力派俳優6名の出演、そして第29回釜山国際映画祭ワールドプレミア上映時にユ・ジェミョンの特別出演が解禁され、そのワールドワイドなキャスト陣がどのように井之頭五郎(松重)を振り回すのか、大きな話題となった。
そして今回、本作の主題歌アーティストにザ・クロマニヨンズが決定した。約40年の時を経て、松重豊×甲本ヒロトという奇跡の強力タッグが実現し、主題歌「空腹と俺」で五郎(松重)の、そしてすべての人の空腹を代弁する。
一世を風靡するも突如、解散してしまったTHE BLUE HEARTSのメンバーでもあり、現在はザ・クロマニヨンズとして活動している甲本。本作の監督・脚本・主演を務めた松重と、主題歌を担当した甲本の強力な関係は、約40年前の学生時代にまでさかのぼる。松重は映画監督を志して上京。時を同じくして、バンドマンになるために上京した甲本。そんな2人が奇跡的に出会ったのは、下北沢にある中華料理屋「珉亭」(みんてい)だった。たまたま同じ日に「珉亭」でアルバイトを始めた2人はすぐさま意気投合し、共に夢を追いかける学生時代を過ごすことになる。そして約40年の時を経た今、ついに本作にて奇跡のコラボレーションが実現する。
この奇跡のコラボが実現できたのは、松重の熱烈なオファーからだった。松重は監督を務めることになった際に、「主題歌はどうしてもヒロト(甲本)にやってもらいたかった」と熱い想いを明かした。そんな松重に甲本も「今回こうして関われた、一枚嚙むことができたことに喜びがあるよね」と少し照れたように返す。
主題歌タイトルは、この作品にピッタリの「空腹と俺」。腹を空かせる井之頭五郎(松重)と、そして本作を見て腹を空かせることになるであろう、すべての観客の心を代弁するかのような力強い楽曲だ。
今回の主題歌発表のために2人が訪れたのは、松重が“タイムカプセル”とも表現する、下北沢の「珉亭」。当時と同じアルバイト着に腕を通し、2人で店の前に並んで記念撮影を行った。40年前と変わらないお店の姿とアルバイト着から、当時に戻ったかのように、無邪気に笑いあう2人。尽きることなく思い出のエピソードが飛び出し、店内は大いに盛り上がった。
あわせて、主題歌「空腹と俺」をふんだんに使用した90秒の最新予告映像が解禁された。今までベールに包まれていた、物語のカギを握るシーンもたくさん盛り込まれており、本編の内容を少し垣間見ることができきる。何やら、いつもの“孤独”からは想像できない、ワールドワイドにいろいろな事件に巻き込まれている様子の五郎(松重)。依頼されたのはただの“スープ”探しの旅ではなかったのか? 豪華キャスト陣が五郎(松重)とどのように関わるのか?
また、本ポスターも同時解禁された。ティザービジュアルで反響の大きかった「ティザービジュアル:BLUE」“サバイバル”な五郎が採用されることとなった。
2012年より放送がスタートし、いよいよ12年の集大成となる『孤独のグルメ』。長年本作を支えていただいた登場店舗の皆様・お客様・全ての関係者へ感謝を贈る新プロジェクトが始動した。その第1弾として、撮影に協力いただいた店舗の皆様へ、随時感謝状を送呈(一部店舗を除く)。井之頭五郎のシルエットに、「いつも美味しいご飯をありがとうございます。お腹が空いたら、またお邪魔させてください」と、井之頭五郎のサインが入った今回限りのデザインとなる。ぜひ登場店舗を聖地巡礼しながら探してみてほしい。
また、『それぞれの孤独のグルメ』オリジナルグッズ発売も決定した。今回は大人気商品の新柄に加え、これからの時期に大活躍するお鍋用の小皿(とんすい)と、「孤独のグルメ」では定番の町中華が自宅で再現できる中華皿がラインナップ。井之頭五郎の名セリフやご飯をあしらったデザインで、どれもドラマの世界観を楽しめるグッズとなっている。恒例のカレンダーも発売中だ。『劇映画 孤独のグルメ』オリジナルグッズは後日解禁予定。
『劇映画 孤独のグルメ』は2025年1月10日より全国公開。
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