イ・ジュンギが超危険な男に! 最高の夫は、最悪の殺人鬼だった!?

#イ・ジュンギ#ムン・チェウォン#悪の花#韓国ドラマ#韓流

『悪の花』 
『悪の花』 
(C) STUDIO DRAGON CORPORATION
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イ・ジュンギが新境地を開いたドラマ『悪の花』

“花美男”として大人気のイ・ジュンギが俳優として新境地を開拓したラブ・サスペンスを紹介。金属工芸作家のペク・ヒソン(イ・ジュンギ)は、刑事の妻ジウォン(ムン・チェウォン)と愛娘に恵まれ、幸せな日々を送っていた。そんなある日、ヒソンの工房に週刊誌記者ムジン(ソ・ヒョヌ)がやってくる。だが、そこでムジンが見たのは、ペク・ヒソンとして別の人生を送る、同級生で連続殺人犯の息子、“ト・ヒョンス”だった。

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そんな中、行方不明の“ヒョンス”について情報を持つ男が殺される事件が発生。事件の担当となったジウォンは、容疑者”ヒョンス“を追ううちに夫の不可解な行動に疑念を抱き始める。

『悪の花』 

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ジウォンの猛アタックにより結婚したヒソンだが……!?

サスペンスフルな展開が繰り広げられる中、度々、ヒソン&ジウォンの恋愛時代の回想シーンが流れる。ジウォンが母の代わりに商店の店番をしていると、毎日のように缶ビールを買いに来る客がヒソンだったのだ。いつも無表情のヒソンに「本当は私のこと好きなのよね?」と必死に話しかけるジウォンのひたむきさが可愛い。しかし、ヒソンは人の感情が分からないパーソナリティ障害を抱えていることが次第に分かってくる。そんなヒソンも、結婚してからは“愛を演じる男”として生きるようになるのだ。

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ジウォンへの愛は本物か?

事件を追っているうちに、14年間愛してきた夫が連続殺人犯かもしれないというショックに打ちひしがれるジウォン。また、ヒソンも連続殺人犯の父の亡霊が常に出てきて「殺せ」というものの、ジウォンと一緒にいると、近づいてこないことに気付く。そんなことから、「ジウォンは俺にとって必要な女だ」と呟くヒソンも怖い。

前作共演で息ピッタリのイ・ジュンギ&ムン・チェウォン

「この仕事を引き受けるのは簡単ではなかった」と語るイ・ジュンギは、1982年生まれの俳優。2001年、誌面広告モデルとしてデビュー後、2004年の邦画『ホテルビーナス』で俳優デビューした。一方、“危うさまで愛する女”を演じたムン・チェウォンは、1986年生まれの女優。2007年、シットコムドラマでデビューした。2人は、2017年のドラマ『クリミナル・マインド:KOREA』で共演している。

 

ト・ヒョンスが偽物のヒソンに!?

百想芸術大賞5部門ノミネートの傑作だけあり、先の展開が全く読めない本作。冒頭から、同郷の幼馴染みのムジンがヒソンの工房に現れるやいなや、地下室にしばらく拉致するところには驚いた。その反面、警察がムジンを探していると知ると、あっさり解放するのには拍子抜けしたが……。

また、幼稚園児の孫をかわいがろうとしないヒソンの両親を名乗る夫婦や、隠し部屋で眠り続ける本物のヒソンの存在には益々謎が深まるばかり。刑事として、妻としてのジウォンの今後の動向に注目したいサスペンスドラマであった。(文:渡邉啓子/ライター)

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