広瀬すずが選ぶのは、岡田将生? それとも木戸大聖? 3人の愛憎入り混じるダンスシーンにくぎ付け!
#ゆきてかへらぬ#岡田将生#広瀬すず#木戸大聖#根岸吉太郎#田中陽造
実在の人物たちの三角関係を描いた映画
「文化の百花繚乱」の様相を呈した大正から昭和初期を舞台に、実在した男女3人の壮絶な愛と青春を描いた映画『ゆきてかへらぬ』。本作より、広瀬すずが華麗なステップを披露し、釣られて木戸大聖と岡田将生も踊り出すダンスシーンの動画を紹介する。
・『ゆきてかへらぬ』木戸大聖インタビュー/濃密な三角関係、自分なら……。天才詩人・中原中也を熱演した注目の俳優!
京都から東京に移ったまだ芽の出ない女優、長谷川泰子(広瀬すず)と当時学生だった中原中也(木戸大聖)は、中也の友人・小林秀雄(岡田将生)と出逢い、彼らの関係は奇妙で歪な恋愛関係へと発展していく。そんなある日、中也と小林は神経症に悩まされていた泰子を元気づけようとダンスホールに連れ出す。
(C)2025「ゆきてかへらぬ」製作委員会
流行りのダンス「チャールストン」を華麗なステップで踊る泰子と、その様子を席で見守る男ふたり。小林が「神経症でじーっとうずくまってるあいつと、チャールストンを踊ってるあいつと、女がふたりいるようだ…わからんもんだ」と感心していると、中也は「わからないんじゃなくてさ、美味しそうだと正直に言ったらどうなんだ?」と小林を挑発する。さらに続けて「あんたって人は人生の美食家でさ。いつだって上等なものにしか目が行かないんだ」と批評家の小林を批評してみせる。やがて会話に飽きたふたりは泰子と一緒に踊り出す。「どこがおもしろいのかね、こんなもの」と斜に構えていた小林も、すぐに「うん、おもしれぇや」と年下のふたりに交じって、笑いながらギクシャクと踊り出すのだった。
(C)2025「ゆきてかへらぬ」製作委員会
ダンスが最も上手だったのは…?
このシーンは事前にそれぞれがダンス練習を行って撮影に臨んでおり、3人にとっても印象深い撮影だったそう。木戸は「3人の役の踊れるレベルが微妙に違くて、泰子、中也、小林の順に踊れるという設定だったので、このシーンの撮影前の現場でも、広瀬さんが先生になって教えてくれました」と振り返っている。
(C)2025「ゆきてかへらぬ」製作委員会
一方、岡田は「僕はどっちかというとテーブルに座って見ていることの方が多かったので(笑)練習の成果が出ていて、本当にすごいなと思いました」とコメント。
もっとも華麗なダンスを披露した広瀬は「セリフを喋りながらだったので、リズムが狂って大変でした」と語りつつ、「中也と小林どちらと踊りたいですか?」という質問に「中也じゃないですか? 熱を持ちながら踊るっていう目的だけを楽しめる。その真っ直ぐさと熱い部分を中也は持ってる。小林は途中で“つまんない”って言われそう(笑)」と笑いながら撮影を振り返った。
(C)2025「ゆきてかへらぬ」製作委員会
女と男、男と女、男と男、それぞれの感情がぶつかり合い、嫉妬や愛情が入り混じりながらも、どこか爽やかで“青春”としか言い表せないような若者たちの時間。このたび解禁されたダンスシーンは、そんな彼らの奇妙な関係性が垣間見えるシーンだ。しかし、この後中也のある行動がきっかけで3人の関係性が壊れていくことに…。彼らの恋の行く末は、劇場で確認してほしい。
映画『ゆきてかへらぬ』は現在公開中。
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