TWICEのユニットMISAMOの書き下ろし楽曲を永野芽郁絶賛！「9年間にわたるさまざまな思いが一曲に凝縮」

永野芽郁と大泉洋が出演、原作者の漫画家・東村アキコが脚本も務めたことで注目を集めている映画『かくかくしかじか』。このたび、その主題歌にTWICEの日本人メンバー3人によるユニットMISAMOの書き下ろし楽曲「Message」の起用が発表され、その曲が流れる本予告も解禁となった。

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東村アキコの実話原作を自らの脚本で映画化

幼いころから漫画が大好きで、すくすくと成長し、すっかりお調子者でぐうたらな女子高生となった明子。人気漫画家を目指していく彼女は、美大進学を志し地元の絵画教室へ通うことになる。

そこで出会ったのは竹刀片手に怒号を飛ばしまくる“スパルタ”絵画教師・日高先生だった。毎日毎日デッサンを繰り返し、先生による連日の超スパルタ指導に苦しむ明子。「クソ！ クソ！ クソ！」「何百回と描け！」「いいから描け！」「描け！ 描け！ 描け！」何があっても、どんな状況でも、生徒たちに描くことをやめさせない先生。

次第に漫画家になるには、宮崎ではかなえられないと思う明子と、画家を目指すと信じる先生はすれ違っていき、明子は決して許されない嘘をつく……。

「ママはテンパリスト」「海月姫」「東京タラレバ娘」など数々の大ヒット作を生み出し、笑いと涙で人生を描きながら、日本中を励まし続ける伝説の漫画家・東村アキコ。「かくかくしかじか」は東村が自身が経験し、ずっと描くことができずにいた、若き日の９年間の実話である。

完璧なかたちでの映像化は不可能だろうと、そのオファーを断り続けていたが、今回東村アキコ自身が脚本を執筆することで映画化が実現された。

主演の明子役には、『はたらく細胞』が2024年冬休み映画NO.1のメガヒットを記録した永野芽郁、日高先生役にはいまや押しも押されもせぬ国民的俳優・大泉洋という、豪華キャストがアナウンスされている。

(C)東村アキコ／集英社　(C)2025 映画「かくかくしかじか」製作委員会

今回あわせてポスタービジュアルも公開されたが、ジャージ姿の永野と大泉がそれぞれ筆と竹刀を持っている姿が印象的で、まるで“明子と先生”の最初で最後の記念写真のようだ。

恩師に伝えられなかった思いがこもったような曲

そんな本作の主題歌には、MISAMOの書き下ろし「Message」が決定した。

MISAMOは世界中で絶大な人気を誇るAsia No.1最強ガールズグループTWICEの日本人メンバー＝MINA（ミナ）、SANA（サナ）、MOMO（モモ）の３人で構成されるユニットだ。

MISAMO JAPAN 1st MINI ALBUM『Masterpiece』（23年）でデビューし、紅白歌合戦に初出場。さらには、初の日本ドームツアーも大成功させ「女性アーティスト最速東京ドーム公演」の記録も塗り替えた。映画の主題歌を担当するのは、今回が初めてとなる。

今回公開された本予告に流れる主題歌「Message」は、優しく寄り添ってくれるようなミドルテンポのバラード。明子と日高とのすれ違いの日々や、明子が伝えられなかった思いを表現しているかのようなタイトルと歌詞が印象的だ。

「Message」について、プロデューサーの加藤達也は「映画の世界観に寄り添いながら、明るくも切なく、それでいてそっと背中を押してくれるような、素晴らしい楽曲が完成しました。ぜひ、多くの方に劇場で本編とともに楽しんでいただければと思います」とコメントしている。

また、永野芽郁・大泉洋・MISAMOのコメントもあわせて発表された。

■永野芽郁

MISAMOさんに書き下ろしていただいた「Message」という曲は、まるで明子が日高先生に向けたかったような、日高先生が明子に残したかったような、ふたりの9年間にわたるさまざまな思いが、この一曲に凝縮されているように思えました。この楽曲を本編の最後にみなさまに聴いていただけることを、心から楽しみにしております。

■大泉洋

世界的アーティストのMISAMOさんが、この映画のために特別に楽曲を制作してくださったのだと強く感じました。

映画のせりふやエピソードが自然と思い出されるような楽曲であり、物語に深く寄り添う主題歌です。

映画で泣いて、そして「Message」を聴いて再び泣いてしまう——常に『かくかくしかじか』が頭に浮かぶ、素晴らしい楽曲だと思います。

■MISAMO

東村さんの素晴らしい原作と、豪華なキャストのみなさまが作る映画『かくかくしかじか』の主題歌にMISAMOを選んでいただき、本当に光栄でした。

お話をいただいたとき、びっくりしました。そして、心を込めて自分たちの歌をお届けしたいなと思いました。

「Message」という楽曲が少しでも映画を彩ることができたらうれしいです。ぜひ劇場でお楽しみください。（サナ）

映画『かくかくしかじか』は2025年5月16日より全国公開。