WEST.7人全員主演のアクション・コメディ映画『裏社員。-スパイやらせてもろてます‐』の内容が明らかに!
#WEST.#中間淳太#小瀧望#桐山照史#濵田崇裕#瑠東東一郎#神山智洋#藤井流星#重岡大毅
昨年のイベントで、7人全員が主演する映画の製作が発表されていたWEST.の面々。今回そのタイトルが『裏社員。-スパイやらせてもろてます‐』に決定、主題歌が「ウェッサイソウル!」(作詞・作曲:トータス松本)となることも発表され、映画の一端が垣間見られる特報が公開された。
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WEST.の魅力が詰まったアクション・コメディ映画に
昨年、さまざまな周年記念イベントを開催したWEST.。イベントの掉尾を飾る大阪松竹座の舞台「WEST. 10th Anniversary 大阪松竹座公演」の千穐楽では、WEST.7人全員が主演する映画の製作が発表されていた。
この様子は全国233館以上の映画館でライブビューイングされ、劇映画にメンバー全員で主演することが初ということも相まって、SNSなどで大きな話題を呼んだ。
作品は今年に入ってすぐに撮影開始され、2月中旬にクランクアップ。本作の監督は『劇場版おっさんずラブ〜LOVE or DEAD〜』(19年)『極主夫道ザ・シネマ』(22年)『Gメン』(23年)など、多くの話題作を世に送り出してきた瑠東東一郎。
WEST.とは浅からぬ縁があり、デビュー前の神山智洋、小瀧望、重岡大毅、藤井流星が出演した『DRAMADA-J』「いつかの友情部、夏。」(09年)が瑠東監督のドラマ初監督作品で、本作がWEST.との15年ぶりの邂逅となる。
そんな本作『裏社員。-スパイやらせてもろてます‐』は、アクション・コメディ映画だ。
通常の業務を超えて表では解決できない問題を秘密裏に処理をする会社員──通称「裏社員」が、複合商業施設建設のために、社長からシャッター商店街を取り壊すミッションを受けて潜入する。
しかし、すでにライバル社でも同じミッションを持つ裏社員らが商店街に潜入していた。両社のターゲットは町の大地主。しかし動けば動くほどなぜか商店街の住人たちに愛されてしまう裏社員たち。
一方でつぶれかけの商店街を立て直そうとする熱血漢や、なにやらわけありの男も現れ、事態は思わぬ方向に……。
スパイらしい激しいアクションとドタバタ喜劇、そこにラブストーリーが加わる物語になるという。
その主題歌を担当するのも、もちろんWEST.だ。トータス松本がこの映画のために作詞作曲、ウルフルズがサウンドプロデュースしたパワフルでファンキーなナンバー「ウェッサイソウル!」。
音楽、芝居をはじめ、さまざまな経験を積んできたWEST.の魅力が詰まった1作となることが期待される。
中学の部室感──なんとも得がたい、心地良い空気
(C)2025「裏社員。-スパイやらせてもろてます‐」製作委員会
今回、WEST.の面々と、瑠東監督のコメントが寄せられたので、ご紹介しよう。
■重岡大毅
僕が演じた陽一郎は、少年漫画の主人公みたいな男です。エネルギーがあって真っすぐで。WEST.の重岡をもっと誇張したような感じなのかな。今回はアクションにも挑戦しました。普段からトレーニングをしていて体を動かしていますが、これがすごく難しかったですね。組み合う相手やカメラマンさんとも息を合わせて緻密にスピーディに入り乱れて……OKが出た瞬間「うおーっ」て叫びました(笑)。この映画の見どころのひとつなのでぜひ注目してほしいです。
■桐山照史
周りに左右されずに自分をしっかり持っている、一見クールで一匹狼のような人物、宴を演じました。過去の出来事が原因で人を信じなくなった宴が、あるミッションでチームを組まされて、仲間がいるって楽しいことなんだっていうのを徐々に思い出していくんです。漫才っぽい掛け合いも多くコミカルでテンポもいい。どの役に感情移入してもいろんな見方ができる、角度がある映画だと思います。WEST.を知らない方も、クスッと笑って楽しんでいただけたらうれしいです。
■中間淳太
ジンは仁義に厚い真っすぐなヤツ。監督からも「冗談なのか本気なのか、わからんくらいに常に真っすぐでいてほしい」と言われ、撮影に臨みました。ちょっと僕と似ているかも。ただ、ガラが悪い。そこは僕と違います(笑)。出演者のなかでたぶん最弱の僕がめちゃくちゃ喧嘩が強い役で。コメディだし、ぶっ飛んだところもあるので、最初は「なんやこいつら」って思うかもしれませんが、みんなそれぞれ過去があり何かを抱えて生きている。グッとくるところもあって、見終わった後に大切な人に会いたくなるんじゃないかなと思います。
■神山智洋
僕が演じたのは「自分に嘘をつくのは自分がかわいそうだ」という考えを持つ宝田という男。思ったことは何でも言っちゃうので、僕とは結構真逆だと思います。最初から最後まで宝田だけ変化がなくて、逆に周りを変化させていく。相手をハッとさせるようなことを言うので、思ったことをポンポンと口に出すようなセリフの言い方を意識しました。WEST.全員が出演する映画は今回が初めて。7人が別の個性的なキャラクターになって作品のなかで生きている様子をご覧になって、みなさんにも刺激を与えられたらなと思っています。
■藤井流星
ジンといつも一緒にいるチャラを演じています。過去にジンから助けてもらって以来ずっとジンを崇拝していて、基本的にアホで明るい愛すべきキャラクター。映画ではアドリブもあるのですが、よく知ったWEST.のメンバーなので、ぶっちゃけどこがアドリブなのかよくわからないくらい自然に撮影ができました。一方で18年一緒にやってきたメンバーが、知らない別のキャラクターになって役柄を演じているのは不思議な感覚でしたね。WEST.だからこその物語ですし、肩ひじ張らずに気軽に楽しんで見ていただきたいです。
■濵田崇裕
詳敷は、自分の話はしないしすべての物事を客観的に話す人で、シャイなんだけどちょっとクレイジーで謎が多い。監督が「濵ちゃんのクレイジーで面白いところをなんとか役に落とし込みたい」とおっしゃっていて、自分と役を混ぜていく作業が難しかったんですが、僕の演技を見て笑ってくださったので、それが自信になりましたね。今回の映画は笑いもあって、アクションもあって、ラブもあって……この映画を見たらみんなどんな気持ちになるのかな? 僕も早くこの映画を映画館で見たいです。
■小瀧望
僕の演じるマコトは、陽一郎と過去にいろいろあって、一見何を考えているのかわからないちょっと複雑な感じの人物なんです。ただきっと根はいいヤツで楽しいことが好きなんじゃないかな、という一面が少し垣間見られるような役を演じさせていただきました。茫洋としたマコトがみんなと関わりを持つことで次第に変わっていく様を見ていただけたらと思います。今回、このような楽しそうな映画を多くの皆さまに映画館で見ていただけるのはうれしいですし、WEST.7人が大スクリーンのひとつの画面にギュッとなっているのはなかなかないと思います。僕も完成が待ち遠しいです。
■瑠東東一郎監督
僕がWEST.と初めて出会ったのは2009年。当時はみんなまだ中学生だったり、高校生だったり。そして時は経ち、15年ぶりに出会った彼らは……。まっったく変わらず。一生中2でした。撮影合間で話す内容も、高校の部室ですらないんです。中学の部室なんです。ホンマしょーもないネタで5時間くらい笑ってるんです。つまり最高なんです。このなんとも得がたい、心地良い空気を作品にぐいっと詰めました。ギスギスと据わりの悪い、今の世の中で、とても大事なことに思えたんです。絆と笑いをテーマに、全力でズレたスパイ映画。ゲラっとして、ボロっとして楽しんでもらえたら。ぜひご期待ください!!
『裏社員。-スパイやらせてもろてます‐』は2025年5月2日公開。
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