「最高の韓国ドラマ」の上位に、あの社会現象作品と、歴史大作が……全世代の女性が選んだランキング結果

#韓国ドラマ#韓流ドラマ

株式会社CMサイトが今年1月6日に全年代の女性6,334名を対象にウェブアンケートを敢行した〈人生で一番面白かった「最高の韓国ドラマ」ランキング〉が発表された。注目のトップ10は……。

・名門女子校で“競争”に身を投じる少女たちを描く衝撃の韓国ドラマが1位!

10〜6位には、あのサバイバルドラマから、突飛なロマコメまで

10位 『イカゲーム』(150票/21年)

このアンケートの10位に入ったのは『イカゲーム』。ギャンブルにハマってカネ貸しから追われているソン・ギフン(イ・ジョンジェ)たちダメ人間が挑むデス・ゲーム、そのサバイバルの様子を描いた作品は、「癖になる面白さがあるから」(以下「」内は投票者からのコメント)との評が。だからこそパート2も作られたということだろう。

9位 『梨泰院クラス』(154票/20年)

10位とわずか4票差で9位となったのが、みんな梨泰院をイテウォンと読めるようになった本作。前科者の青年パク・セロイ(パク・ソジュン)と仲間たちが、ソウルの梨泰院で居酒屋『タンバム』の成功を目指す「単なる復讐劇ではない、人生の話」。いわゆるビルドゥングス・ロマン(教養小説)の魅力にあふれた1本だ。

8位 『彼女はキレイだった』(155票/15年)

8位にはさらに1票差の155票で『彼女はキレイだった』がランクイン。無職で残念な容姿になったかつての美少女キム・ヘジン(ファン・ジョンウム)と、肥満児から超絶イケメンになったチ・ソンジュン(パク・ソジュン)を中心としたロマコメには「笑えて泣けて、いいドラマだった」との声が。

7位 『キム秘書はいったい、なぜ?』(157票/18年)

7位にも2票差でロマコメがランクイン。完璧人間(ただしナルシスト)のイ・ヨンジュン(パク・ソジュン)が、長く仕えた秘書のキム・ミソ(パク・ミニョン)を引き留めるところから始まる『キム秘書はいったい、なぜ?』。まさに「王道のラブコメ韓ドラといったらこれ。全部詰まってる!」のである。

6位 『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』(162票/16〜17年)

900年の間生き続けるトッケビ=キム・シン(コン・ユ)から、自分を無に帰せる存在“トッケビの花嫁”と知らされる薄幸の少女チ・ウンタク(キム・ゴウン)の物語。「突飛な設定で、ついていけるか不安だったけどあっという間にトリコになった」のは、コン・ユをはじめとするキャストの演技力も大きかった。

やはり強かったのは、ブームを生み出した作品だった!

5位 『天国の階段』(191票/03〜04年)

ハン・チョンソ(チェ・ジウ)とチャ・ソンジュ(クォン・サンウ)との間に交通事故に記憶喪失、禁断の愛、病魔など、ありとあらゆる艱難辛苦が降りかかる物語。いまではお約束的な展開が詰まった感があるが、それらの嚆矢となった「いつまでも、特別なドラマだから」と思わせる作品だ。

4位 『美男<イケメン>ですね』(201票/09年)

双子の兄コ・ミニョの代わりに男としてバンドに参加することになった妹ミナム(ともにパク・シネ)。ところが、ヴォーカルのファン・テギョン(チャン・グンソク)に恋をしてしまうのだった! 「また見たい。チャン・グンソクが美しい!」とのコメントどおり、こりゃあ好きになっても仕方がないと、思わずため息をついた人も多いだろう。

3位 『愛の不時着』(232票/19年)

トップ3には世界的に注目された『愛の不時着』(19年)がランクイン。パラグライダーに乗っていた韓国の財閥令嬢ユン・セリ(ソン・イェジン)が不時着したのは北朝鮮。そこで軍人リ・ジョンヒョク(演:ヒョンビン)に出会うのだが……。「本当に素晴らしい。深いテーマながら、ラブコメで、主人公たちをとりまく登場人物も丁寧に描かれていてどのシーンも面白かった」と、南北ものかつロマコメという、ハイブリッドされた要素がそれぞれに生かされた名作である。

2位 『宮廷女官チャングムの誓い』(431票/03〜04年)

3位と倍近くの票差をつけて2位となったのは、李氏朝鮮時代に実在した女子医官(宮廷女官)、のちの大長今=ソ・チャングム(イ・ヨンエ)の「現代人が失いつつあるどんな試練も諦めず立ち向かう姿に心うたれる」姿を描いた大河ドラマ。日本でも本作から韓国の歴史が注目され、東洋医学や薬膳料理の本まで作られるなど、さまざまなブームを呼んだ。

1位 『冬のソナタ』(498票/02年)

そして同様に、日本にブーム、いや社会現象を巻き起こした『冬ソナ』が堂々の第1位に輝いた。ユジン(チェ・ジウ)が10年前に死んだ高校時代の恋人チュンサンにそっくりのミニョン(ともにペ・ヨンジュン)に出会ったことから始まる一大ロマンス。“韓流”の言葉を生み出し、「最初に見たのがこの作品」という方も多いこともあってか、今も愛され続ける作品であることがアンケートで証明されたことになる。

みなさんの推し作品は、入っていただろうか?

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