1949年12月4日生まれ、ロサンゼルス出身。芸能一家に育ち、1歳で俳優デビュー。アカデミー賞助演男優賞にもノミネートされた『ラスト・ショー』(71年)で注目を集める。その後『サンダーボルト』(74年)、『スターマン/愛・宇宙はるかに』(84年)、『ザ・コンテンダー』(00年)、『トゥルー・グリッド』(10年)などでアカデミー賞にノミネートされ、『クレイジー・ハート』(09年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞している。主な出演作は『天国の門』(81年)、『恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』(89年)、『シービスケット』(03年)、『アイアンマン』(08年)など。
エリート警官が勤務中に突然死亡、安らかに天国に召されるはずが、送り込まれたのは死後の世界のエージェント「R.I.P.D.」のオフィス! 生前の手腕が買われ、ゴースト・エージェントにリクルートされてしまったニックは、西部時代にガンマンとして活躍していたベテランエージェント、ロイと共に悪霊退治に奔走することに……。
凸凹コンビが反発し合いながらもあの世とこの世の平和を守る、笑いも満載のバディアクション娯楽作『ゴースト・エージェント/R.I.P.D.』で一匹狼気質のクセ者ガンマンを演じるのは実力派俳優ジェフ・ブリッジス。『アイアンマン』(08年)などのアクション大作からアート系まで幅広いジャンルの作品で輝きを放つオスカー俳優に、本作の見どころなどを語ってもらった。
ブリッジス:僕が気に入ったのは、この作品の新鮮さだよ。あと、僕の出演映画を決める基準のひとつが、自分でも見てみたいと思える作品であるという点なんだ。驚きがあって、予想もしない展開を見せてくれる映画が好きなんだけど、これはまさにそんな作品だったね。予想と全然違う、一筋縄ではいかない面白さがある作品だよ。
ブリッジス:1800年代の男性を演じるのが好きなんだ。個人的にこの時代が好きだからね。ロイは自分のことを非常に真面目だと思っているが、得てして自分のことを真面目だと思う人というのは生真面目すぎて面白かったりするんだ。ロイ自身はきっと自分はそんなに面白いヤツじゃないと思っているだろうが、実はユーモアのセンスがあるんだよ。ときには無意識で面白かったりするんだ。観客はそんな彼のことを笑ったり、彼と一緒に笑ったりできると思うね。
ブリッジス:ニックもロイと同じで真面目な男なんだ。ロイとニックは、最初はそりが合わないが、やがてその関係性が大きく変化していくんだ。
ブリッジス:どんな映画でも、作風に合うトーンを見つけ出して、観客にそれをどう見せていくかを考えるのは常に難しいことだよ。とりわけジャンルがひとつでない作品の場合はトーンが重要だからね。我々もこの映画を撮影する前に、トーンとバランスについてはかなり頻繁に話し合った。最も作品にふさわしいトーンを見つけ出すことで初めて、ジョークも、他の映画で見たことがないようなジョークに見えるし、ドラマチックなシーンもリアルに見えるからね。ひとつの世界観を作ることが大事なんだ。それは監督の仕事なだけに、ロベルト・シュヴェンケ監督は本当に良くやったと思っているよ。
ブリッジス:車のなかで上下逆さまに転がるクレイジーなシーンがあってね。私とライアンがビル群を下りてくるシーンだ。あれは興奮したね。そんなシーンが他にもたくさんあったよ。
ブリッジス:最高の時間を過ごさせてもらったよ。ロベルト・シュヴェンケ監督はこの映画のために集まったアーティストたち全員にとって、まさに完璧な環境作りをしてくれたんだ。彼は素晴らしいビジョンの持ち主で、リーダーシップもあったし、役者たちからのアイデアにも積極的に耳を貸す監督なんだよ。とてもまとまりのある楽しい現場だったね。
ブリッジス:まずはとにかく観客の皆さんに楽しんでもらいたいね。とにかく最高に楽しい映画になっているからね!
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