ブラッド・ピットがF1ドライバー前に最大級の讃辞とリスペクトを表明！『F1／エフワン』メイキング映像

日本でただ一人のF1ドライバー・角田裕毅もミーティングに参加

『トップガン マーヴェリック』（22年）のジョセフ・コシンスキー監督とブラッド・ピットがタッグを組み、映画体験の新境地を切り開く『F1／エフワン』。本作より、主演のピットや製作陣の本気度が伝わるメイキング映像を紹介する。

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F1の全面バックアップを得て制作された本作は、世界各国の本物のサーキットコースを使い映画史上類を見ない規模で撮影を行い、『トップガン マーヴェリック』を超える体感型リアル・アクションを実現。出演者本人は数ヵ月の厳しいトレーニングを積み、F1カーを実際に操縦するなど限界までリアルを追求。さらに、プロデューサーには世界チャンピオンの称号を持つ現役スターF1レーサーのルイス・ハミルトンも名を連ね、すべてがリアルで埋め尽くされた体感映画の新たな金字塔を打ち立てる。

伝説的元カリスマF1ドライバーのソニーは、最弱のF1チームを救うため、現役復帰を果たす。常識破りなソニーの振る舞いに、チームメイトである若きルーキーやチームメンバーは困惑し、度々衝突を繰り返すが、次第に圧倒的なソニーの才能と実力に導かれていく。果たしてソニーは、バラバラのチームと共に過酷な試練を乗り越え、並み居る強敵たちを相手に逆転できるのか？ それぞれの情熱と誇りを胸に、命がけで夢“スピードの頂点”に挑む。

今回到着した映像は2023年7月7日に撮影されたもので、映画製作の前段階に、現役ドライバーと顔合わせをする「F1ドライバーズ・ミーティング」の様子となる。そこでは主要キャストや制作陣が勢揃いし、本物のF1ドライバーたちと友好な協力関係を築くため、本作の企画趣旨や熱意を語る様子が映し出されている。

メガホンを取ったコシンスキー監督は、「このプロジェクトは私の夢そのものなんだ。これほど本格的なレーシング映画はない」と断言。プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーも「物凄い映像になるぞ。リアルを追求するんだ」と、溢れ出る熱い思いをぶつけている。

主演のピットは、「ジョセフ監督がカメラを通して、スピードとG（重力加速度）の重さを観客に伝えることができる。この真剣勝負への敬意が込められている。君たちのレースを全てを見ているよ」と、F1ドライバーたちへ最大級の讃辞とリスペクトの気持ちを力強く語っている。キャストと制作陣一同が徹底的にリアルさを追求し、情熱を注いでいるかことが感じられる映像となっている。

『F1／エフワン』6月27日（金）全国公開　配給：ワーナー・ブラザース映画

そして、この「F1ドライバーズ・ミーティング」には、なんと現在日本では唯一のF1ドライバーである角田裕毅も参加。今回のメイキング映像にも、その姿が収められている。

角田選手は先日、F1のトップチームであるオラクル・レッドブル・レーシングに電撃移籍したばかりで、いまF1界で最も話題を集める人物の一人。先日オーストラリアで始まったF1グランプリだが、開幕から3戦目での移籍は異例であり、トップチームへの参加は日本人初の快挙となる。

F1日本グランプリの舞台にして、角田選手のトップチームデビューの地となる「鈴鹿サーキット」は、本作の劇中にも登場している。日本でのF1ブームの起爆剤としても、角田選手の注目度はますます高まるばかりだ。ほかにも本映像では、ピットやダムソン・イドリスたちの迫力満点のレーシングカー操縦シーンを確認することができる。

あわせて、レーシングスーツを着たメインキャスト2人の場面写真も紹介。写し出されているのは、かつて世界を震わせた伝説的カリスマF1ドライバー：ソニー（ピット）と、ソニーのチームメイトである若きルーキー・ジョシュア（イドリス）の2ショットだ。

F1はチーム戦だけでなく個人タイムも競い世界最高の“ドライバー”を決める場でもあり、時には“仲間さえも最大のライバル”になるという特異性を持つスポーツ。常識破りなソニーと自信家のジョシュアが、どのようなバトルを繰り広げるのか、その先に待つ胸熱のドラマにも期待が高まる1枚となっている。

『F1／エフワン』は2025年6月27日より全国公開。