亀梨和也、殺人教師を追う週刊誌記者役に! 綾野剛と久々の共演で「非常に刺激的な現場になりました」
#でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男#三池崇史#三浦綺羅#亀梨和也#光石研#北村一輝#実話映画#小林薫#木村文乃#柴咲コウ#綾野剛
20年前、日本で初めて教師による児童へのいじめが認定された体罰事件。その真相を探った福田ますみのルポルタージュを映画化した綾野剛主演、三池崇史監督の『でっちあげ 〜殺人教師と呼ばれた男』。公開前から話題となっているこの映画の、不穏な空気が漂うキャラクターポスターが解禁となった。
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善悪とは、正解不正解とは──キャスト陣の本作への想い
福岡で実際に起こった事件。報道をきっかけに、担当教諭は「史上最悪の殺人教師」と呼ばれ、停職処分になる。児童側を擁護する550人の大弁護団が結成され、民事裁判へと発展するが、法廷は担当教諭の完全否認から幕を開ける──。
第6回新潮ドキュメント賞受賞、福田ますみのルポルタージュ「でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相」を映画化したのが本作だ。
社会的に話題を呼んだ事件の映画化というだけではなく、主人公の教師・薮下誠一を演じるのはNetflixシリーズ「地面師たち」(24年)などの綾野剛、監督は数多くの名作を世に刻んできた三池崇史ということもあり、公開前から期待が高まっている。
そんな本作に出演する柴咲コウ、亀梨和也、三浦綺羅、木村文乃、光石研、北村一輝、小林薫の姿が写されたキャラクターポスターと、それぞれのコメントが公開された。
本作の最重要人物とされるのは、息子が薮下から体罰を受けていると学校へ告発した事件の発端者・氷室律子。メディアと世間を味方につけ薮下を訴えた律子を演じたのは柴咲コウだ。
解禁されたビジュアルの、血の通っていないような瞳には思わず恐怖を感じてしまうところだ。
そんな柴咲は、『着信アリ』(04年)『喰女 クイメ』(14年)に続き三池監督とは3作目のタッグ作となる。
「言った言わないやったやられた……当事者にしかわからないようなことを、私情を封印して判別したり裁いたりするということは、本当に難しいことなのではないかと思い知らされる。ところどころでホラー感が垣間見える三池監督の演出には、『好き♡』となりました」と、作品に込められたメッセージとともに、冷酷な表情の役とは一変したキュートなコメントを寄せた。
また、律子の訴えを世間に向けて報道した週刊誌記者・鳴海三千彦を演じたのは亀梨和也。ビジュアルの薄笑いを浮かべた表情と眼鏡越しにもわかるその視線からは我の強さと危うさを感じられる。
三池監督とは『怪物の木こり』(23年)に続き2度目となる本作について「再び三池組に参加することができ、とてもうれしかったです。それと同時に綾野剛くんと久しぶりに共演させていただき、非常に刺激的な現場になりました」と述べた。
さらに初めて演じる週刊誌記者という役柄について「僕自身もさまざまな思考が交差する難しい役どころでしたが、集中して取り組みました」と心意気を語っている。
さらに、律子の息子で薮下から酷い体罰を受けたとされる児童・氷室拓翔を三浦綺羅、逃げ場のない薮下を懸命に支える妻・薮下希美を木村文乃、薮下の勤める小学校の校長でありながら保身に走る段田重春を光石研、550人もの大弁護団を率いる律子側の敏腕弁護士・大和紀夫を北村一輝、そして世間から孤立した薮下の弁護を唯一引き受けた弁護士・湯上谷年雄を演じた小林薫といったキャストたちが名を連ねた。
以下が、それぞれのコメント全文となる。
■柴咲コウ(氷室律子役)
言った言わないやったやられた……当事者にしかわからないようなことを、私情を封印して判別したり裁いたりするということは、本当に難しいことなのではないかと思い知らされる。
綾野さん演じる薮下先生の細かな演じ分けは、現場で直に体感しとてもドキドキした。
ときに無慈悲な、ときに感情込み上げる表情や目の奥に「何が真実なのだろう」と探り確かめたくなる。
ところどころでホラー感が垣間見える三池監督の演出には、「好き♡」となりました。
■亀梨和也(鳴海三千彦役)
今回、再び三池組に参加することができ、とてもうれしかったです。
それと同時に綾野剛くんと久しぶりに共演させていただき、非常に刺激的な現場になりました。
台本を読ませていただき、人と人との関わりの難しさ、そしてつながりの素晴らしさについて深く考えさせられました。
今回演じさせていただいた役は、物語の流れを大きくする重要な存在です。
初めて演じる職業。
僕自身もさまざまな思考が交差する難しい役どころでしたが、集中して取り組みました。
ぜひ劇場に足を運んでいただき、なにかを感じ取ってつながって帰っていただけたらうれしく思います。
■三浦綺羅(氷室拓翔役)
三池組に参加することができてとてもうれしかったです!
豪華な俳優のみなさんとの演技で悔いなくと思いながら作品に臨みました。
最初から最後まで迫力があり、途中に感動もあり、僕も思わず泣いてしまいそうなシーンもありました。
実話をもとに作られた作品のため、原作を読んで、少しでも近づけられたらと思い努力をしたり、今までやったことない演技もたくさんしたので、そこもポイントとして見ていただけるとうれしいです!!!
怖いところもありますが、とても感動する作品です!
ぜひ、劇場でご覧ください!!
■木村文乃(薮下希美役)
胸にずしりと響くこのお話は、昔の話のようで、かたちを変え今この瞬間も繰り返されていることなんだと思うと、情報過多の時代にどういう人生を歩んでいくべきかを考えさせられます。
善悪とは、正解不正解とは、その答えのひとつがこの作品にあると思います。
■光石研(段田重春役)
久しぶりの三池組に、身が引き締まる思いでした。現場では、エキスパートぞろいのスタッフに加え、綾野さんの集中力、柴咲さんの目力に後押しされ、我ら俳優部、士気が上がりました! どこに正義はあるのか。そもそも正義とはなんなのか。ワンカットも目が離せない作品に仕上がってます!
■北村一輝(大和紀夫役)
ことなかれ主義。
そして他人の間違いに過敏に反応する世の中。
不景気だからなのか、皆が幸せになることを忘れているような昨今、このような出来事は誰にでも起きるのだろう。
この映画を見て少しでも気づき、変わってほしいと思う。
笑顔の多い世の中になってほしい。
ぜひ劇場でご覧ください。
■小林薫(湯上谷年雄役)
三池さんと仕事するのはこの作品が初めてと思っていたら、監督の助監督時代に一度ご一緒したことがあったそうです。
でもまあ、それもずいぶん昔の話で、三池作品となれば初参加ということには変わりありません。
監督はあの風貌ですから、怖い現場になるのではと緊張して臨みましたが、意外に? 優しく穏やかな現場で、背中に汗をかくこともなく臨むことができました。
ただ、外ロケの暑さは残暑というより盛夏のそれで、僕も剛くんも汗だけはどうしようもなく、ぼーっとしながら涼しい顔して演技するのが精一杯でした。
最後に三池監督お世話になりました。ありがとうございました。
豪華キャストで、現代社会に実在する闇を描く本作、さらなる期待が高まる。
『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』は2025年6月27日より全国公開。
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