トム演じるイーサン・ハントの知られざる過去がついに明らかに!?

トム・クルーズ主演の『ミッション:インポッシブル』シリーズの集大成となる最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』。本作より、新スタントもお披露となるファイナル予告編を紹介する。

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本作のタイトル『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は、前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』(23年)から、いくつもの意味を持つ語“レコニング”を引き継ぎ、さらには“ファイナル”とも謳っており、シリーズの最後、はたまたイーサンの最期など、様々な展開を連想させる意味深なものとなっている。この“ファイナル”に込められた真意とは? 前作のラストでイーサンが手にした”鍵”が導く運命は?

キャストは、スパイ組織IMFに所属する主人公イーサン・ハント役のトム・クルーズはもちろんのこと、ベンジー・ダン役のサイモン・ペッグ(『M:i-III』以降シリーズ)、ルーサー・スティッケル役のヴィング・レイムス(『ミッション:インポッシブル』全シリーズ) などおなじみのメンバー。さらに、前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』より参加したグレース役のヘイリー・アトウェル、パリス役のポム・クレメンティエフ、ガブリエル役のイーサイ・モラレスも続投する。

前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』の2ヵ月後が舞台であると明かされた本予告では、これまで命がけでインポッシブル(不可能)なミッションに挑んできたイーサン・ハント(トム)が政府によって拘束されている姿が映し出される。何度も世界のために戦ってきた彼が、なぜ囚われているのかも気になるところだが、宿敵・ガブリエル(モラレス)の「お前の秘密も暴かれる」というセリフのとおり、本作ではこれまでほとんど語られてこなかったイーサンの過去が明らかになり、その誰も知らない秘密こそが世界の危機を救う“カギ”となりそうだ。

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』

(C)2024 PARAMOUNT PICTURES.

映像の終盤では、イーサンを常に支えてきたIMFのメンバー、ルーサー・スティッケル(レイムス)が「人生はすべての選択の結果だ」と意味深なセリフを口にする。これは、これまでのイーサンのすべての行動が本作に帰結することを示唆しているとも受け取れる。

この発言を裏付けるかのように、『ミッション:インポッシブル』のワイヤーアクションを筆頭に、全編を通して、イーサンが駆け抜けてきた過去作の名シーケンスがふんだんにインサートされる。これまでの全てが『ファイナル・レコニング』へと繋がるまさしく“集大成”にふさわしい、シリーズのレガシーを存分に感じることができる仕上がりだ。

また、本シリーズの最大の魅力の一つとして挙げられるのが、スタントマンを起用せず、トム・クルーズ本人が陸・海・空あらゆるロケーションで挑む、人間離れした超絶スタント。すでに解禁されている予告編では、小型プロペラ機に振り落とされまいと必死にしがみつく空中スタントや、特殊なマスクとウェットスーツを装着しての水中スタントが披露されている。

そして今回のファイナル予告では、新たなスタントとして、荒れ狂う大海原の真ん中でイーサンが生身で海にダイブするシーンが追加されている。空母とトム・クルーズという組み合わせに胸が高鳴らないはずがない。常に限界に挑み、我々の想像を超えるアクションを体現してみせるトムの迫真の演技に、期待は高まるばかりだ。

さらに、重力をガン無視した衝撃のファイナルポスターも到着した。画角に収まりきらないほど縦横無尽に飛び回る小型プロペラ機の暴走に、振り落とされまいと必死に食らいつくイーサン。目を疑うようなアクションシーンを切り取った本ビジュアルは、見ているこちらも手に汗を握ってしまう、まさに躍動感限界突破の出来栄えとなっている。

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は2025年5月23日より全国公開。

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