吉沢亮、横浜流星──ライバルとして互いに高め合い、芸に青春をささげていく男たちの美しき姿

#吉沢亮#国宝#横浜流星#渡辺謙

(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会
(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会
(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会

数々の名作を世に送り出した原作者・吉田修一が「100年に一本の壮大な芸道映画」と認めた、吉沢亮主演、横浜流星共演の映画『国宝』。カンヌ国際映画祭「監督週間」部門への選出も発表され、日本のみならず世界からも注目される本作の、新たな場面写真が公開された。

・吉沢亮主演、横浜流星共演の話題作に渡辺謙&高畑充希&寺島しのぶら“国宝”級の豪華キャストが参戦!

誰も見たことのない禁断の「歌舞伎」の世界がかいま見える

『国宝』は歌舞伎役者・花井半二郎(渡辺謙)の家に引き取られた任侠出身の喜久雄(吉沢亮)と、半二郎の跡取り息子・俊介(横浜流星)という正反対の血筋を持つふたりが、歌舞伎の世界で芸に人生をささげていくさまを描く作品だ。

『国宝』新場面写真はこちらから!

ほかのキャストも高畑充希、寺島しのぶ、田中泯、森七菜、見上愛、永瀬正敏、宮澤エマ、黒川想矢、越山敬達、三浦貴大、嶋田久作ら豪華なメンバーが名を連ねる。

メガホンをとるのは、『フラガール』(06年)で日本中を感動の涙で包んだ李相日。初めて吉田修一作品に挑んだ『悪人』(10年)は国内外で高い評価を得た。

脚本は、相米慎二監督の『お引越し』(93年)で脚本家デビューし、『八日目の蝉』(11年)やアニメ『サマーウォーズ』(09年)『おおかみこどもの雨と雪』(12年)などのヒット作品を手掛ける奥寺佐渡子が担当。

撮影は、『アデル、ブルーは熱い色』で第66回カンヌ国際映画祭パルム・ドールを獲得したソフィアン・エル・ファニが手掛ける。

今回公開された場面写真には、芸の世界でただひとりの存在“国宝”へと駆けあがろうとする喜久雄、そしてそれを取り巻く人々の姿が切り取られている。

本物の役者になることを追求する喜久雄と俊介が、互いに熱い想いをぶつけ合う、ヒリヒリとしたにらみ合いのシーン。

代役に決まり、半二郎の愛ある厳しい指導のもと、覚悟をもって全身で芸にぶつかっていく喜久雄。

人間国宝・小野川万菊(田中泯)の一挙手一投足の動きを自分のものにしようと、真剣なまなざしで稽古に挑む俊介。

さらに、未熟な喜久雄と俊介に厳しい稽古をつける、半二郎の険しい表情。

そして、ライバルとして互いに高め合い、芸に青春をささげていく喜久雄と俊介の2人で奏でる、可憐な「二人藤娘」の舞台──。

誰も見たことのない禁断の「歌舞伎」の世界。血筋と才能、歓喜と絶望、信頼と裏切り。もがき苦しむ壮絶な人生の先にある“感涙”と“熱狂”。壮大な物語の結末が、今から気になるところだ。

映画『国宝』は2025年6月6日より全国公開。

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