1994年4月19日生まれ。大阪府出身。13年に雑誌「smart」Boys&Girlfriendオーディションで特別賞を受賞し芸能界デビュー。グラビアアイドルとして活動する一方、14年にはNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」23話で「太陽ワイン」のヌードモデルを演じて話題に。翌15年には、映画『呪怨 -ザ・ファイナル-』でメインの役どころを好演。グラビア、バラエティー、女優とマルチな活躍をみせている。
人気グラビアアイドルとして活躍中の柳ゆり菜。最新DVD『Beach Angels 柳ゆり菜』では、初めて訪れたというハワイの地で、スタイル抜群のビキニ姿で健康美をアピール。「やりたいことをやり倒した」とリラックスした素の姿も存分に披露した。
一方で、2014年に放送されたNHK朝の連続テレビ小説『マッサン』では、「太陽ワイン」のポスターで半裸モデルをつとめ、“女優”としての認知度も高めた。さまざまなジャンルで活躍の場を広げつつある柳に、今後の目標やプライベートなことを聞いた。
柳:やりたいことをやらせてもらった、わがままが詰まったロケでした。本当に楽しいロケでした。特にイルカのロケは思いっきり遠慮せずにイルカとチューしたり最高でした。
柳:小さい頃にショーをみて「イルカの調教師になるんだ!」って思ったんです。イルカって選ばれし者とは会話ができると思っていて、私もその一人だと信じて疑ってなくて(笑)。でも、小さかったし(柳の出身である)大阪でイルカの調教師になりたいといってもどうやったらいいかも分からず……。そのうちにダンスとかに目覚めてしまって、そっちの道には進まなくなってしまったんです。
柳:高いところが苦手なんです。ジェットコースターとか絶叫マシンもダメなんです。機内はちょっと風が吹くだけですごく動くし、本気で怖かった。バンジーとかも本当にダメ。なのに、事務所の人は全然関係ないグラビアで、ジェットコースター乗せたりするんですよ! 結局あまりにも酷くて使えなかったり……(苦笑)。
柳:そうなんです。うちは家族がすごく仲が良くて、私も結婚式はお父さんとお母さんが挙式した場所でしたいなって思っているんです。
柳:いまはまだないですが、小さい頃からの夢が良い奥さんになることなんです。
柳:子どもの帰りを待ちながら、アップルパイを焼いていて、友達と一緒に帰ってきたら、それを出してあげたり……。私はいい家庭だなって思って育ったので、子どもにはそれ以上の幸せを与えたいなって思っています。
柳:いまさせていただいているグラビアのお仕事も楽しいし、バラエティーのお仕事も好きです。需要がある限り続けていきたいなという気持ちはあります。でも、最初に芸能界を志した理由は女優さんになりたいという気持ちからだったのです。夢は女優なので、今後は女優業に力を入れていきたいです。
柳:はい。あれでたくさんの方に知っていただけました。次の日から全然違う生活が始まったような感じで、ターニングポイントになったというか、あの経験でひとつ何か見つかったんじゃないかなって思いました。
柳:めちゃくちゃ恥ずかしかったですよ。オーディションだったのですが、ヌードポスターの役と聞いて「大丈夫なんですか?」って事務所の人に聞いたんです。そうしたら「朝ドラだよ……」って。確かに、朝ドラでそんな変なことにはならないだろうと思って、チャレンジしたら受かってしまって(笑)。撮影中も大丈夫かなって不安でした。
柳:朝ドラで肌を大胆に露出なんかしたら、すごく反感を買うんじゃないかなって。でも、撮影中もスタッフさんや共演者の方から「良かったよ」って言っていただけましたし、放送された後も、視聴者の方々から良い反響をいただけたので、やってよかったなって思いました。
柳:そうですね。「マッサン」のオーディションに受かるまでは、結構他のオーディションに落ちることが多く、自信が持てなかったんです。でも「マッサン」に出演したことによって、自分の中で少し意識が変わったのかなって感じています。
柳:あの作品もオーディションだったのですが、役を勝ち取れたのは「マッサン」があったからだと思います。作品自体は「もっとこうすればよかった」という部分はありましたが、大きな作品でイベントや舞台挨拶などにも登壇できましたし、すごく嬉しかったですね。普通に映画館で、自分が出ている作品がスクリーンに流れているという状況が嬉しいし、友だちに「見たよ」って言われるのもすごく感動しました。もっと色々な作品に出て、こういう状況が普通になれるぐらい頑張りたいです。
柳:すごく好きな女優さんは綾瀬はるかさんです。女優さんとしてはもちろんですが、人としての魅力も感じますし、ああいう女性になりたいです。綾瀬さんのように自分のワールドを持っていて、自分らしさを大切にしていらっしゃる部分は見習いたいです。
柳:そうなんです。私はお母さんがそういう仕事をしているのを見て、だんだん芸能界に興味を持つようになっていったんです。お父さんは最初心配していたのですが、私の覚悟を決めた姿を見て「やりなさい」って背中を押してくれました。
柳:よく仕事の話はします。私は最初、バラエティーとかで全然しゃべれなかったのですが、お姉ちゃんも同じだったらしく、アドバイスもらったり、お互い悩みを話したり……。
柳:負けたくないという気持ちはあります。私はずっとお姉ちゃんの背中を追ってきた妹なので、いつかはお姉ちゃんを超えたいというのが目標です。
柳:私は『猟奇的な彼女』(01年)などのクァク・ジェヨン監督が大好きなので、いつか作品に参加してみたいです。あとは「不孝が似合わないキャラだね」って言われるので、女優としてはそういう部分は解消していきたいなって思っています。
(text:磯部正和/photo:中村好伸)
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