チェン・カイコー総監督、中華人民共和国の建国70年記念作品
2019年中国で公開され中国歴代興収TOP8を記録した大ヒット作、『我和我的祖国(原題)』が『愛しの母国』というタイトルで、2020年10月30日公開。
『愛しの母国』は、1949年の中華人民共和国の建国から70年を記念して製作された。祖国の7つの歴史的瞬間と関わった7組の名もなき人々の物語を描き、国民一人一人の目線から大きな時代の流れを捉えた作品となっている。本作の興味深い点は、あくまで歴史的瞬間そのものや、その出来事の当事者ではなく、その歴史的事象に関わった一般市民の奮闘を描いている点である。7つのストーリーは全て、一般市民を主役に据え、より身近に歴史を感じることができる心温まる作品になっている。
監督には、中国を代表する名監督チェン・カイコー(『空海-KU-KAI-美しき王妃の謎』)を総監督に迎え、最新作『八佰(原題)』が今中国で大ヒット中のグアン・フー、チャン・イーバイ、シュー・ジェン、シュエ・シャオルー(『海洋天堂』)、ニン・ハオ、そして、中国で大ヒットを記録した『薬の神じゃない!』の日本公開が控えるウェン・ムーイエなどベテランからフレッシュな監督まで、現代中国映画界を代表する面々が顔をそろえた。
キャストには、サイモン・ヤム、グォ・ヨウ、リウ・ハオラン、などこちらもベテランから若手まで多彩な面々が集結した。さらに、チェン・カイコーとも同期の名監督ティエン・チュアンチュアンの役者としての参加や、日本でも人気のフェイ・ウォンが主題歌を務めるなど大きな話題を呼んだ。
2020年11月6日公開
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