若返りの香水で美人モデルに！繊細イケメンとの恋の行方は？

#コ・ウォニ #シン・ソンロク #ハ・ジェスク #パフューム～恋のリミットは12時間～#韓国ドラマ #韓流 2020.10.24

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『パフューム～恋のリミットは12時間～』

効力は12時間！その間だけは若かりし頃のモデル体型に！

人生の絶望の淵に立ったぽっちゃりアラフォー女性と、くせ者ファッションデザイナーが、“不思議な香水”をきっかけに、人生と恋をやり直す姿を描いたファンタジ―ロマンス。

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産後太りと夫の不倫のせいで不幸のどん底に陥った主婦ミン・ジェヒ（ハ・ジェスク）。ある日、彼女のもとに、差出人不明の宅配便が届いた。中身は香水。それは、“つけると12時間、20代の頃の美しい自分の姿に戻れる”不思議な香水だった。ジェヒは、香水がなくなるまで、20代のモデル“ミン・イェリン”（コ・ウォニ）と現在のジェヒ、2人の人生を送ることにする。そんな彼女の前に、今をときめくファッションデザイナーのソ・イド（シン・ソンロク）が現れ…。

約半年の人生を謳歌!?

人生に絶望し、何度も自殺を試みるジェヒ。そんな彼女も不思議な香水を手にしてからは、香水がなくなるまでの約1年間はモデル活動を再開するなど、好きに生きてから自殺しようと決意する。太った状態から痩せる際には下着がポロリと落ちたり、痩せた状態から太った状態に戻る際には服のボタンがはじけたり、さらには寝袋の綿が飛び出したりと、演出が実にコミカルだ。そのお陰か、ジェヒの切羽詰まった心情に反して、笑いながら見ることができる。

しかし、イドの命令でイェリンの身辺調査をしていた秘書がその香水をこぼしてしまい、約半年分しか生きられないことが判明。香水がなくなる頃にはイドの前から姿を消すように約束させられるのだった。

シン・ソンロクが“キモカッコいい”新境地を開拓

このドラマの最大の見どころは、不器用なデザイナーの男、ソ・イドを演じるシン・ソンロクのキモカッコいいところ。住み込みの家政婦として雇ったイェリンと買い物に行った際、夫と愛人がいることに気づいた彼女に咄嗟にキスされ、「痴漢！」と叫んだのにはつい笑ってしまった。また、イドは52種類の恐怖症と35種類のアレルギーを抱えるため頻繁に倒れるのだが、服を着替えさせようとしたイェリンに向かって「欲情女！」と叫んだ挙句、恥ずかしそうな仕草をするなど、中身は超ナイーブ。その姿が、若干キモいものの、いつしかかっこよく見えてくるから不思議だ。

さらに、常にイェリンとのロマンスを思い描いているなど、ロマンチストな一面も。往年の映画スターを彷彿とさせる2人が、ドレスやタキシードを着こなす姿は圧巻だが、その妄想のお陰か、イドはデザイナーとしてのスランプも見事に脱出。日を追うごとにイェリンのことが頭から離れなくなったイドは、自分には彼女が必要だと気付くのだった。