文豪ディケンズの自伝的傑作小説は波瀾万丈すぎる
出会った奇想天外な人たちが、大作家になるための伏線だっ!?デヴ・パテル×『スターリンの葬送狂騒曲』監督が描く人生大逆転の物語!『どん底作家の人生に幸あれ!』が2021年1月22日にTOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテほか全国公開が決定!この度、日本版予告編が解禁!
ディケンズ自ら「著作の中で一番好きだ」と公言し、これまで6度も映像化されているイギリスの国民的作品を原作の持つユーモラスな魅力に新たな光を当て、笑って泣ける絶品のエンターテイメントに生まれ変わらせたのは、『スターリンの葬送狂騒曲』でスターリンの葬式をめぐる政治家たちのドタバタ権力闘争をシニカルな笑いたっぷりに描いた鬼才アーマンド・イアヌッチ監督。
「なるべく多彩なキャストにしたかったんだ」という監督は、あらゆる人種を混ぜ合わせたキャスティングにこだわり、主人公デイヴィッドには『LION/ライオン~25年目のただいま~』『ホテル・ムンバイ』のデヴ・パテル。裕福だが気性が激しい伯母役に『サスぺリア』のティルダ・スウィントン、デイヴィッドに付きまとう奇妙な世話係に『007/』のベン・ウィショー。そのほか『トゥモローランド』のヒュー・ローリー、『パディントン』のピーター・キャパルディ、『ダンケルク』のアナイリン・バーナードら豪華キャストが集結し、めまぐるしく変転する主人公の半生を彩っていく。
今回、解禁となった予告編では、冒頭「これは誰も予想できなかった、私の激動の人生ですー」とデイヴィッドが語るように、幸せな少年デイヴィッドの人生は、愛する母の再婚をきっかけに大きく変わっていく。
継父に追い出され、ロンドンの瓶詰工場での過酷な労働に明け暮れる日々、そして最愛の母の訃報。大都会で独りぼっちになった青年デイヴィッド(デヴ・パテル)だったが、変わり者だが実は優しい伯母(ティルダ・スウィントン)との出会いにより人生が激変!名門校に進学し運が向いてきた!かと思いきや、伯母の破産や「僕が君たちに悲劇をプレゼントするよ」という謎めいた男ユライア(ベン・ウィショー)の登場で、ディヴィッドの人生はまたしても急降下してしまう…。そんな彼が子どものころからいつも書き留めていたのは、周囲の“変わり者”たちのエピソードの数々。「あなたの人生を書くのよ!」という言葉に後押しされたディヴィッドの物語、そして彼のその先の人生が気になる予告編となっている。
数奇な運命に翻弄される主人公をデヴ・パテルがユーモアたっぷりに演じ、彼の波乱万丈の半生を、現実の悲壮感をブラックな笑いで包みながら、ウィットにとんだ数々のセリフと、時にファンタジックな映像も加えて紡いでいったイアヌッチ監督。コロナ禍の憂鬱な雰囲気を吹き飛ばし、私たちにも「幸あれ!」と生きる勇気を与えてくれる物語となっている。
『どん底作家の人生に幸あれ!』は2021年1月22日公開
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