田中圭が白馬の王子から豹変
土屋太鳳と田中圭が共演する映画『哀愁しんでれら』が来年2021年2月5日に公開となるが、今回その予告映像が解禁となった。
先日解禁となった特報映像では、土屋演じる小春の「うちの子がやるわけないでしょ！」という狂気の絶叫が話題となったが、今回の1分半を超える予告映像は「あるところに、幸せを夢見る1人の女の子がおりました」とおとぎ話風のナレーションで幕を開ける。
大悟（田中）とヒカリ（COCO）とともに幸せな家庭を築き始めていた小春。ところが、続く鐘の音とともに映し出されたのは、怪しい肖像画が並ぶ大悟の秘密のアトリエ。そこに足を踏み入れる小春、「足のサイズしか知らないのに結婚して大丈夫？」という友人。小春を責め立て反抗的な態度を見せるヒカリや、大悟の母（銀粉蝶）や小春の父（石橋凌）からのプレッシャーが小春を追い詰める。
さらに、優しい白馬の王子様のはずの大悟が「食べることしか脳にねぇのかよ！」と小春を怒鳴りつけ、「夢や希望が人を苦しめる」「モンスターペアレンツ」「モラハラ」といったキーワードが浮かび上がる。シンデレラストーリーの歯車は何故、どこから狂い始めたのか、そして小春の起こしてしまう社会を震撼させる凶悪事件とは何なのか？
土屋太鳳が追い詰められていく過程は他人事ではない!?
本作は、期待の新鋭・渡部亮平が脚本／監督し、「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2016」でグランプリを受賞した作品。
主人公の小春は実家で平凡な毎日を送っていたが、ある夜、祖父が倒れ、父は飲酒運転で連行、自宅は火事になり、家業は廃業に追い込まれ、彼氏の浮気を目撃するに至るまで一晩にしてすべてを失う。
そんな時に出会ったのが、8歳の娘・ヒカリを男手ひとつで育てる開業医の大悟。優しく裕福な大悟は、まさに白馬の王子様。彼のプロポーズを小春は受け入れ、不幸のどん底から一気に幸せの頂点へと思った先には、小春を狂気に陥れる想像もつかない日々が待っていた……。
『哀愁しんでれら』は、来年2021年2月5日に全国公開。
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