K-POP話題の中心は2020年もやっぱりTWICE! 『SIXTEEN』出身者が活躍
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2020年に活躍したK-POP女性アーティストを振り返ると、BLACKPINK(ブラックピンク)とMAMAMOO(ママム)の躍進が目立ったが、一方で、デビュー5周年を迎えたTWICE(トゥワイス)は『2020 Mnet ASIAN MUSIC AWARDS(MAMA)』で「Worldwide Fans’ Choice TOP10」「The most popular Artist」を受賞するなど、相変わらずの高い人気を伺わせた。
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コロナ禍でもファンを元気づけるためリリースラッシュ
今年のTWICEは、ミニアルバム「MORE & MORE」はじめ、コロナ禍でも新曲ラッシュで多忙を極めた。日本を励ましたジャパン・シングル「Fanfare」とベストアルバム「#TWICE3」、そして11月には「Better」をリリース。ワールドワイドでも10月に発売したフルアルバム「Eyes wide open」からタイトルソング「I Can’t Stop Me」がヒットを続け、『MAMA』で披露した「CRY FOR ME」が大好評につき12月18日に急遽音源化。YouTubeでも当初音声だけの公開でミュージックビデオが追いつかず、文字通りファン嬉し泣き、事務所は嬉しい悲鳴だ。
休養、待機……苦難続きの1年
そんな大人気の一方で、昨年休養していた日本人メンバーのミナが復帰したものの、ジョンヨンが「MORE & MORE」でヘルニアを悪化させたのをきっかけに休養、さらに日本人メンバーのサナがコロナ陽性の歌手チョンハと濃厚接触したとして2週間の自宅待機を余儀なくされ『MAMA』に7人で登場するなど、苦難続きの1年でもあった。
幸いそのサナも、12月25日の『SBS歌謡大祭典』では無事復活。また、同日公式YouTubeチャンネルにアップされた『TWICE REALITY “TIME TO TWICE” Crime Scene EP.06』に映る元気なジョンヨンの姿は、ファンには嬉しいクリスマスプレゼントとなった。
『SIXTEEN』出身がブレイク! ソロでもグループでも頭角を現す
今年はJYPエンタテインメント練習生16名からTWICEを選抜したサバイバル番組『SIXTEEN』で最終的に選ばれなかったアーティストたちが大いに花開いた年でもある。
『SIXTEEN』当時13歳のJYPエンタテインメント練習生だったタイ出身のNATTY(ナッティ)が「Nineteen」で“ようやく”ソロデビュー。セカンドシングル「Teddy Bear」もリリースし、Mnet ASIAN MUSIC AWARDSの新人賞にノミネートされて存在感を示した。
SOMI(ソミ)もJYP退社後2019年にソロデビューしていたが、今年7月にリリースしたデジタルシングル「What You Waiting For」はYouTube再生回数3600万回に迫る勢い(12月時点)で英語圏を含む世界中で人気を獲得、念願の歌番組1位も獲得した(M COUNT DOWN)。
ジウォンがメインボーカルを務めるfromis_9(プロミスナイン)は1年3ヵ月ぶりにミニアルバム「My Littele Society」でカムバック(新曲を引っさげて活動)して過去最高の売り上げを残した。「Japan 1st Fan Meeting」がコロナ禍で延期となったが、日本での知名度と人気は確実に上がっている。
『SIXTEEN』当時からダンスが上手いJYP練習生「イ姉妹」として有名で、現在IZ*ONE(アイズワン)に所属するチェヨンと、ITZY(イッジ)に所属するチェリョン。それぞれのチームでメキメキと実力と人気を上げメインダンサーとしての存在感を増していた二人が、12月18日に放送された『KBS 歌謡大祭典』でコラボダンスを披露。JYP練習生になるにもサバイバル番組を経た姉妹が、『SIXTEEN』以降紆余曲折を経てそれぞれの道を歩み再び共演した姿に、ファンは母親のような気持ちで胸を熱くした。
そして日本では、JYPエンタテインメントが日本のソニーミュージックと企画したオーディション番組『虹プロジェクト』からNiziUが誕生。番組にはTWICEのサナやモモが登場して参加メンバーを激励するなど“橋渡し”をしたことで、それまでK-POPに縁遠かったファンが韓国の音楽シーンに興味を抱くきっかけを作った。
これまで日本で活動したK-POP女性アーティストは、BoAを筆頭にKARAや少女時代など数々いた。そんな中、9人のメンバーに日本人が3人も含まれ、K-POPの表舞台だけでなく素の人柄がファンに広く親しまれ、他のアーティストが活躍できる架け橋を提供し続けるTWICE。その存在感はやはり大きいと感じさせる1年だった。(文:fy7d)
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