TWICEやIZ*ONEだけじゃない! 2020年に活躍した日本人K-POP女性アーティスト総まとめ
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K-POP女性アーティストとして活躍する日本人として広く知られているのは、TWICE(トゥワイス)のミナ、サナ、モモ、IZ*ONE(アイズワン)の宮脇咲良、矢吹奈子、本田仁美だろう。だが2020年は、そのほかにも沢山の日本人が活躍していることが日本にも伝わった1年でもあった。ここでまとめてみよう。
●日本との架け橋/Rocket Punch ジュリ
1人目は、2019年にデビューしたK-POPガールズグループRocket Punch(ロケットパンチ)のジュリ。前年にIZ*ONEを選出したオーディション番組『Produce48』に出場し、ともに競い合ったスユンら韓国人5人とともにメンバーを構成している。
ジュリは元AKB48の高橋朱里で、チーム4などでリーダーを務めていただけのことはあって他のメンバーに率先して日本語を伝授。動画共有サイト『V LIVE』では、メンバーとじゃれ合っている日常の自然な姿がファンを楽しませている。とくに、日本語でK-POPアイドルの日常をリポートする『#JURIFUL_DAYS』は、日本人のファンがAKBなど日本のアイドルとの違いを知ることのできる興味深いコンテンツで評判となった。
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歌やパフォーマンスの実力にも注目。正体を隠して歌の魅力を競う番組『覆面歌王#269』にも果敢に挑戦したジュリは、SSAK3に扮して登場。「思春期の私へ」と「Dear Name」を彼女らしい伸びやかな高音で歌い上げ、AKB時代を知るファンを感動させた。
●AOAを継ぐ実力派/Cherry Bulletのレミとメイ
同じく2019年にデビューした実力派グループCherry Bullet(チェリーバレット)には、レミとメイの2人の日本人が所属している。
レミやメイの奮闘ぶりは、NHK BS1のドキュメンタリー番組『ザ・ヒューマン』でも放送された。2019年末に日本人メンバーのココロを含む3人が脱退したCherry Bulletの2020年の動向が注目されていた中、年明け早々にシングル「Hands Up」でカムバック(新曲を引っさげて活動を再開すること)を遂げてヒットした。また、夏には爽やかなサマーソング「Aloha Oe」もリリースした。
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●自称“ポンコツちゃん”のキレキレダンス/NATURE ハル
2018年にデビューしたグループNATURE(ネイチャー)には、日本人メンバーのハルがいる。軸がぶれないキレキレのダンスは、幼少期の社交ダンスで磨かれたとか。
今年は2月に日本第一弾シングル「I’m So Pretty -Japanese ver.-」をリリースするも、ファンミーティングは中止になったが、12月に生配信が行われファンを喜ばせた。6月に発売したアルバム「NATURE WORLD:CODE M」からのシングル「Girls」は“愛の前では少女”といった挑発的な歌詞やミュージックビデオが話題となった。
12月に入ってからの『NATURE JAPAN OFFICIAL』YouTubeチャンネルでは、自称“ポンコツハルちゃん”らによる丁寧な日本人向け「韓国語教室」動画が毎週アップされているので楽しんで欲しい。
●オトコマエのガールクラッシュ/公園少女 ミヤ
同じく2018年デビューの7人組、公園少女には、日本人ミヤがいる。ビジュアルもショートカットにパンツ姿の長身で、ダンスとラップをする姿はボーイズグループのメンバーのよう。
今年は4月に発売されたミニアルバム「the Keys」がヒットし、タイトルソング「BAZOOKA!」はYouTube再生回数2500万を超えるヒットで、来年の活躍にも注目が集まる。
今年デビューの新人グループでも日本人が大活躍
●サナのようにキュートな魅力/woo!ah! ソラ
今年シングルアルバム「EXCLAMATION」でデビューしたwoo!ah!(ウーアー)には、日本人メンバーにソラがいる。
惜しくも最優秀新人賞はWeeekly(ウィークリー)に譲るも、『2020 Mnet ASIAN MUSIC AWARDS』新人賞にノミネート。メンバーの脱退を乗り越えリリースしたセカンドシングルアルバム「QURIOUS」からは、タイトルソング「Bad Girl」に続き、カップリング曲「I Don’t Miss You」のティザー映像が動画共有サイト『V Live』に公開。日々更新されるTikTokのダンス動画とともに、世界中からのアクセスを集めて人気上昇中だ。ソラはTWICEに憧れて韓国に渡ったというだけあり、どことなくサナに似た仕草が印象的である。
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●大人気グローバルグループ/SECRET NUMBER リア
5月にデビューしたSECRET NUMBER(シークレットナンバー)は、5人組ガールズグループで、日本人レアがリーダーを務める。
ファーストシングル「Who Dis?」に続き、セカンドシングル「Got That Boom」もパワフルでガールクラッシュな魅力が全開。YouTubeの再生回数は1370万回に迫る勢いだ。『2020 Mnet ASIAN MUSIC AWARDS』の事前投票では全体の50%を超える投票を獲得し、世界中から人気を集めているグループであることが分かる。
このチームの魅力は、韓国、アメリカ、インドネシア、日本の多国籍メンバーであること。伝わる言語が多いことももちろんだが、動画共有サイト『V LIVE』の動画を見ていると、外国人メンバー同士がコロナの状況下に異国の韓国で互いに助け合う様子が微笑ましく、リモートを強いられている私たちも元気づけられるのが魅力となっている。
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●ソロでシティポップを伝道/YUKIKA
日本の古き良きシティポップを彷彿させるサウンドで、今年のK-POPに流行したシティポップ旋風の一翼を担ったYUKIKA(ユキカ)。2019年に「Neon」でデビューし、今年はフルアルバム「Soul Lady」をリリースして話題となった。
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しかし、この2年にわたる「SOUL LADY」プロジェクトは11月30日で終了。ユキカこと寺本來可は、ESTIMATEとの専属契約を終了して独自の活動をすることが発表された。来年、また違った一面で新たな活躍を期待したい。
来年ブレイク間違いなし!デビューしたてのグループにも日本人が続々登場
そして、来年新人賞を狙おうかという有力ガールズグループにも、日本人がいて当たり前といった雰囲気になってきた。
9月にシングルアルバム「SOLAR : flare」をリリースしレゲエ調のタイトルソング「OH YA YA YA」でデビューしたLUNASOLAR(ルナソーラー)には、紫に染めたリードダンサーのユウリがいる。
11月に「G.G.B」で韓国と同時に日本デビューも果たしたBlingBling(ブリンブリン)には、ラップ担当のアヤミと、TWICEモモと同じ大阪出身のダンサー、マリンの二人が所属している。
そしてBoAや少女時代の後輩で、すでに大物感たっぷりの四人組aespa(エスパ)。『Mnet ASIAN MUSIC AWARDS』では少女時代のテヨンを彷彿させるウィンターがBoAの「ID; Peace B」を披露し、新人とは思えない完成したパフォーマンスと『V LIVE』やTikTok等で見せるプライベートのギャップが大きいのも魅力だ。注目度も高いだけに日本人のジゼルにはプレッシャーも多いだろうが、どうか挫けずに頑張ってほしいところ。
最後に、11月26日にロック調の「MY HEART SKIP A BEAT」でプレデビューしたPURPLE KISS(パープルキス)。今年ガールクラッシュな魅力でK-POP界を席巻したMAMAMOO(ママム)の妹分にあたる7人組グループだ。
このグループには、ビジュアルも強い日本人メンバーのユキがおり、本デビューは来年2021年初旬。こちらもまた違った魅力を放っており、楽しみに待ちたい。(文:fy7d)
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