革命!? 中谷美紀内閣発足で田中圭はインコと逃亡か?『総理の夫』ビジュアル公開

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総理の夫
(C)2021「総理の夫」製作委員会

田中圭が期せずしてファースト・ジェントルマンに!

中谷美紀が日本初の女性総理、田中圭がその夫・ファーストジェントルマンとしてW主演する映画『総理の夫』が9月23日に公開される。このたび、“革命ビジュアル”が公開された。

・中谷美紀内閣が誕生!? 田中圭演じる『総理の夫』が来秋公開

このビジュアルを手がけたのは、音楽雑誌「ミュージックマガジン」の表紙を長年にわたり手掛けたり、パリコレでYOHJI YAMAMOTOとコラボレーションするなど、国内外の広告・装幀で活躍するイラストレーターのサイトウユウスケ。ドラクロワがフランス7月革命を題材に描いたとされる「民衆を導く自由の女神」を下敷きにした意欲作だ。

果たしてその絵は、中谷演じる総理大臣=相馬凛子が、自身の所属する直進党の旗を掲げて神々しく民衆を導く傍ら、田中演じるその夫=相馬日和も、必死の形相で相棒のインコを抱えて死守しているように見える。

また、「未来をあきらめない!」という、劇中でもキーとなるフレーズは、日本に女性総理大臣が誕生するという“革命”を期待させる。

さらには、日和と凛子の周りの人々にも注目すると、日和の顔や「そ〜りん」と描かれたファンメイドなうちわを持った民衆、カメラを手に横たわるパパラッチまでも描かれており、細部まで描き込まれた楽しい作品となっている。

このビジュアルはチラシでも使用されており、4月23日より随時、全国の劇場(一部を除く)に設置されていく予定だ。

寝耳に水!? 田中圭が野鳥観察に出掛けたら……

本作品は、山本周五郎賞、新田次郎文学賞受賞作家である原田マハの20万部超えベストセラー小説を映画化したもの。

ある日の朝、妻を愛して止まないお人好しの鳥類学者・日和(田中)は、少数野党の党首を務めている妻の凛子(中谷)から意味深な話題を投げかけられる。「ねぇ日和くん、もしも私が総理大臣になったら、何かあなたに不都合はある?」。聞き返してもはぐらかされ、野鳥観察の出張に出た日和。ろくに電波の届かない孤島で10日ほど仕事に没頭しているうちに、彼女は日本初の女性総理大臣に選出されていた!

自動的に「総理の夫」となってしまった日和。はじめは「微力ながら彼女の夢を全力で応援しよう」くらいに思っていたが、予想だにしなかった激動の日々に巻き込まれていく……。

『総理の夫』は、9月23日に全国公開される。