沖縄の離島を舞台に、父と娘の2代に渡る愛の悲劇を描いた『群青 愛が沈んだ海の色』。6月27日に公開初日を迎え、主演の長澤まさみをはじめ、佐々木蔵之介、良知真次(らち・しんじ)、田中美里らキャストと中川陽介監督が、有楽町スバル座で舞台挨拶を行った。
立ち見も出た盛況ぶりに、「会場がこんなに人で埋め尽くされているのを見るのは久しぶり。暑い中で頑張って撮影した甲斐がありました」と感激気味の長澤。ロケ地となった渡名喜島(となきじま)は国の重要文化財にも選定された美しい島だが、佐々木は、「主役は青い空と海。自然の中で撮影できたのがとても幸せでした。島民の人たちと一緒に作った映画なので、みんなに愛される映画になってほしいと思います」と熱く語っていた。
長澤の母親を演じた田中は、「私もとうとうそんな歳になったのかなぁと感慨深かったのですが、まだ赤ちゃんの頃のお母さんということで、良かった(笑)」と、複雑な女心を語った。ちなみに田中が演じる母親は、主人公が幼い頃に亡くなったという設定だ。
父親を演じたのは佐々木。共演の感想について長澤が、「ホントに格好いいお父さん! 眼差しが強いんです。眼差しに父の威厳を感じて、強く頼りがいのあるお父さんでした」と印象を述べると、佐々木は真横にいる“娘”を、撮影中を再現するような熱く強い眼差しで見つめ、長澤を苦笑させていた。さらに、「娘がああいう状態になったら、ただ見つめているしかないので、ラストが本当に嬉しかった」と感慨深げに語った佐々木。長澤の印象については、「(スクリーンに)登場した時に、あのものすごい暑い島で、なんでこんなに爽やかで涼しげに出て来るんだ、メチャクチャきれいな娘やなぁ〜と思いましたね。カルピスが飲みたくなりました」と嬉しそうに語っていた。また、父と子の絆を描いた作品でもあるので、「ぜひ、お父さんに『一緒に見に行こう』と言ったら、お父さんが泣いて喜ぶと思います。ものすごい親孝行だと思うので、ぜひ(親子で)見に来てください」とアピールしていた。
その後、七夕にちなんだヒット祈願が行われ、それぞれが短冊に願いを書いて笹につるした。長澤が書いたのは、世界中の親子の絆が強くなりますように」というメッセージ。佐々木は「また、こんなステキな映画に出られますように」、良知は「1人でも多くの方に見ていただけますように」、田中は「大ヒットで監督が嬉し泣きしますように」と書いたという。尚、この笹は、有楽町スバル座に7月7日まで飾られるそうだ。
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