『ハリー・ポッター』が6日で興収22億円、100億円超え狙える好発進!

「ハリー・ポッターと謎のプリンス」より。
(C) 2009 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights (C) J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and (C) Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
「ハリー・ポッターと謎のプリンス」より。
(C) 2009 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights (C) J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and (C) Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

7月15日に全国840スクリーンで公開され、公開初日の興収だけで3億3400万円を記録。これまで『宇宙戦争』(841スクリーン)がもっていた水曜初日の興収記録(3億500万円)を上回り、日本記録を更新した『ハリー・ポッターと謎のプリンス』が、その後も、順調に興収を伸ばしていることが配給元のワーナー・ブラザースの発表により明らかになった。

同社によれば『謎のプリンス』は、20日(祝)までの6日間で興収22億円。この数字は、2007年公開の同シリーズ第5章『不死鳥の騎士団』(6日間22億円、最終94億円)、05年公開の第4章『炎のゴブレット』(6日間22億円、最終110億円)と比べ、ほぼ同等の好成績。最終興収100億円も狙える、好発進となった。

また同作は、日米を皮切りに世界一斉公開が始まり、7月19日(日)までに世界興収が3億9400万ドルを突破するなど、史上最高の世界オープニング記録を樹立している。公開初日には間に合わなかったが、ハリー・ポッターのライバル、ドラコ・マルフォイ役を演じるトム・フェルトンが、プロモーションのため7月下旬に初来日を予定。8月1日(土)に東京と名古屋で、2日(日)には大阪で舞台挨拶にのぞむ予定で、さらなる興収アップに一役買いそうだ。

なお、『ハリー・ポッター』は大ヒットが確実視されるお化けシリーズであることに変わりはないが、下記のように公開される度に、少しずつ成績を落としている。今回で100億円を超え、V字回復の起点とし、2010年冬、そして2011年と、2部構成で公開される最終の第7章『ハリー・ポッターと死の秘宝』に、いい形でつなげたいところだ。

第1章『ハリー・ポッターと賢者の石』……興収203億円
第2章『ハリー・ポッターと秘密の部屋』……興収173億円
第3章『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』……興収135億円
第4章『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』……興収110億円
第5章『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』……興収94億円

現在、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は丸の内ピカデリーほかにて全国公開中。

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