ニューヨークの地下鉄を舞台にしたサスペンス・アクション『サブウェイ 123 激突』に主演したオスカー俳優デンゼル・ワシントン。映画プロモーションのために来日中の彼が、8月20日夜に東京のTOHOシネマズ 日劇で開催された試写会で舞台挨拶を行った。
偶然、地下鉄ジャック犯との交渉役を務めることになってしまった地下鉄職員と犯人が、無線を通じ、頭脳戦を繰り広げるというストーリー。妻子を愛する平凡な地下鉄職員をデンゼルが、犯人をジョン・トラヴォルタが演じ、演技の応酬を堪能させてくれる。
前日にロスから到着したばかりにもかかわらず、数多くの取材をこなしたため「ちょっとグロッキー」とお疲れ気味の様子……。映画については、「僕の役は普通の地下鉄職員で、警察官でもプロの交渉人でもありません。たまたま電話を取ってしまっただけで、トラヴォルタ扮するクレイジーな犯人と交渉するはめになるんです」とコメント。「映画の中での僕はちょっと太っていますが、これは撮影のために25ポンド(約11Kg)体重を増やしたからで、今は元に戻っています」と笑いながら念押ししていた。
9年ぶり4度目の来日となるデンゼル。日本食が大好きだそうで、客席に向け「特に天ぷらが大好きなので、美味しいお店があったら教えて!」と語りかけていた。
舞台挨拶終了後には、会場を去ろうとエレベーター前にいたデンゼルを、ファンが見つけて取り囲む場面も。サインと握手攻めにあった彼は、取材疲れでグロッキー状態にも関わらず、熱心なファンたちに、笑顔で丁寧に対応していた。
『サブウェイ 123 激突』は、9月4日よりTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開される。
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