3D映画元年と呼ばれる今年、すでに映画館で3D映画を見た人も多いのでは? そんなとき、気になるのが3Dで見るために必要な専用メガネのサイズ。これまでは大人用のサイズしかなく、こどもも大人用メガネで見るしか方法がなかった。
そんな状況を改善するために、シネコン大手の株式会社ワーナー・マイカルは、11月14日よりデジタル3Dシネマを導入している全国40の劇場で「こども用メガネ」の貸出を開始すると発表した。
また、あわせて12月5日からは、自分のメガネに装着できる「クリップオンメガネ」も劇場で販売するという。これまで、メガネの上にメガネをかけ、その重さから何度もズレ落ちる体験をした方には朗報だ。
ちなみに、ワーナー・ナイカル・シネマズで使用しているメガネは「REAL D(リアル・ディー)」と呼ばれる方式で、「Dolby 3D(ドルビー・スリーディー)」や「XpanD 3D(エクスパンド・スリーディー)」より軽いのが特徴。「こども用メガネ」は無償でシネマ入り口(もぎり)で貸し出され、利用後に返却。「クリップオンメガネ」はチケット売り場で300円(税込)で販売するという。
今冬は11月14日から公開となる『Disney’s クリスマス・キャロル』のほか、12月5日は『カールじいさんの空飛ぶ家』、同月23日には『アバター』と、話題の3D映画が続々と公開となる。このメガネがあれば、これまで以上に違和感なく3Dの世界を楽しめそうだ。
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