上白石萌歌の脇を固める“変人キャラ”豊川悦司に原作者も驚き

#ニュース #上白石萌歌 #千葉雄大 #古舘寛治 #子供はわかってあげない #斉藤由貴 #沖田修一 #田島列島 #細田佳央太 #豊川悦司 #高橋源一郎 2021.06.20

子供はわかってあげない — (C)2020「子供はわかってあげない」製作委員会

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上白石萌歌主演の『子供はわかってあげない』個性派キャストの新場面写真解禁

沖田修一が監督を務め、上白石萌歌が主演する青春映画『子供はわかってあげない』より、主人公・朔田美波のひと夏を彩る新たな場面写真が公開された。

・女子高生・上白石萌歌が「今年こそ当たり前の夏休みを！」の願い込め

本作は、高校2年で水泳部女子の美波が、書道部男子のもじくん（細田佳央太）との運命の出会いをきっかけに、幼い頃に別れた父親の居所を探しあてるが、怪しげな父に戸惑いながらも、海辺の町で夏休みを一緒に過ごすストーリーだ。

公開されたのは、美波が幼い時に離婚し行方知れずの実父・友充（豊川悦司）、美波の母親・由起（斉藤由貴）、美波の育ての父・清（古舘寛治）、もじくんの兄・明大（千葉雄大）の居候先である古書店の店主・張本善太郎（高橋源一郎）の場面写真。

友充が成長した美波に初めて会うシーンを捉えた場面は、優しさと緊張の入り混じった表情を浮かべる友充を見ることができ、豊川ならではの絶妙な表現にも期待が膨らむ一枚。また、美波に対しそれぞれ温かい目線を投げる母・由起、父・清の姿も見られ、朔田家の優しい雰囲気を感じる。

美波の好きなアニメ「魔法左官少女バッファローKOTEKO」のキャラクター・コンクリ太郎も登場。この劇中アニメには豪華声優陣が出演しており、注目だ。最後には、もじくんに対し、なにやらアドバイスを送る善太郎の姿も。このアドバイスを受けてもじくんはある行動に出るのだが…。

細田佳央太扮するもじくんに高橋源一郎演じる善太郎がアドバイス

このたび公開された全場面写真はコチラ！

原作者の田島列島氏は豊川に対し「設定としてはかなり不自然なキャラクターを、“こういう人いそう”って思わせるほど、ナチュラルに演じられていて驚きました」と話し、「古舘さんも、斉藤さんも本当に素敵でした。私にとっては初めての映画化になりますが、原作を好きな方にも安心して見に来ていただきたいです」と脇を固める個性豊かな実力派キャストの好演に太鼓判を押している。

“ワケあり”の人々の事情も、ゆるやかに優しく受け止めていく。じんわり味わい深い余韻とともに、明日に向かう勇気がわいてくる珠玉のハートフルムービーに仕上がっている。

『子供はわかってあげない』は、8月13日にテアトル新宿で先行公開、8月20日より全国で公開される。