究極の「ASMR」驚きの音の制作方法とは!
ロシア発 SF サバイバルアクション超大作『スプートニク』のBlu-ray、DVD、デジタル配信が2021年7月2日より発売およびレンタル開始。この度、Blu-ray の特典映像として、特殊効果音制作のメイキング映像の収録が決定し、メイキング映像の一部が公開となった。本作は、2020年トライベッカ映画祭で公開されると、斬新なクリーチャー造形と高い芸術性、観客もその場にいるような映像の臨場感と、静と動を緩急自在に操る恐怖演出からリドリー・スコット監督の傑作『エイリアン』(1979年)に相通ずると、SF映画ファンの話題を集めた。
・未知の生命体との戦いに駆り出された民間兵士の物語!『トゥモロー・ウォー』
一部解禁となるメイキング映像は、本作の世界観に大きな効果を与えている映画音響の現場に潜入した貴重な映像。音響効果を監修したのは、SF映画の金字塔シリーズ『ブレードランナー 2049』や『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』を手掛けたサウンドデザイナー、ソフィア・マトロソナ。彼女と制作メンバーが、宇宙から飛来した《未知なる生命体》の声や呼吸音、ネチョっとした粘液音に至るまで、試行錯誤した“究極”の音作りの過程を語っている。ダクソフォンという世界で演奏家が 10人しかいないといわれる珍しい弦楽器やどこでも手に入るプラスチック製のパイプなどを駆使して、ひずむような独特の鳴き音を再現。また、ポリタンクに多種多様な素材の管を付けて複数の音域が重なる単調ではない呼吸音を生み出し、粘土やスライムでエイリアンの太い粘液の音をつくりあげるなど、独特な音作りが収録されている。
一つ一つのアナログな環境音は一聴すると ASMR(主に聴覚への刺激によって感じる、心地良い、脳がゾワゾワするといった反応・感覚)のような心地良さがある一方、全てが組み合わさった途端、未知なる生命体が誕生する瞬間は必見だ!
メイキング映像を見てから、本編を! 楽しみが倍増
宇宙船オービタ号で謎の事故が発生し、ほぼ全ての乗組員が死亡した。唯一生還したコンスタンティンは、カザフスタンのソビエト秘密軍事施設に監禁される。政府や学会から疎まれる女性医師タチアナは、軍の命令によりこの施設へ送り込まれる。そこで彼女が目にしたのは、コンスタンティンの体内に生息する“何か”だった。
ストーリーだけではなく臨場感あふれる音にも注目しながら、本作を楽しみたい。
『スプートニク』は2021年7月2日よりBlu-ray、DVD、デジタル配信が開始。
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