ウィレム・デフォー、突如我を忘れて殴りかかる“狂気”の演技！『本編特別映像』公開

#ウィレム・デフォー #スリラー #ライトハウス #ロバート・エガース #ロバート・パティンソン 2021.07.02

若者を諫めるも、突然怒りに我を忘れて殴りかかる

ロバート・パティンソンとウィレム・デフォーのW主演で話題のスリラー作品『ライトハウス』が7月9日に公開される。このたび、ウィレム・デフォーがロバート・パティンソンに殴りかかる緊迫の本編特別映像が公開された。

公開された本編映像は、古くからの言い伝えを真摯に守るベテランの灯台守トーマス（ウィレム）と、過去を捨てて新たなスタートを切ろうとする若者ウィンズロー（ロバート）の2人が食卓を囲むシーンから始まる。

トーマスは「気が狂って、人魚について話し始めた、悪い前兆だ」とウィンズローに語りかける。そして、前任者について「最後は“鶏の⻭”ほどの理性も残っちゃいなかった。灯りの中に魔法が宿ると信じてやがった」と明かす。そして、船乗りの守り神と言い伝えられる「“守護聖人聖エルモが火を放ったんだ”ってな」と当時の記憶を叙述するも、ウィンズローはしばしの沈黙の後、「ホラ話だ」と鼻で笑う。

そこでトーマスは話題を変え、「カモメを威嚇してたな、手出しするな。海鳥殺しは不吉だ」とウィンズローを諫める。しかし、「またホラ話か」と全く聞く耳を持たないウィンズローに怒りが爆発。殴ってもその気持ちは収まらず、唇をわなわなと震わせながらしばらく我を失ってしまう……（https://youtu.be/cO1o2ndqnXA）。

そんな狂気の演技を見せるウィレムについて、ロバート・エガース監督は、「デフォーには、非常に具体的な指示でも取り込むことができる不思議な能力があります。最初の文の3行目の2番目の単語を少し速くしてから、全体を半分のトーンに落とすように頼むと、彼は正確にそれを実行します」と絶賛している。