やっぱり『のだめ』が1番! 映画とクラシック音楽の相性はバッチリ!?
リヒャルト・シュトラウス作曲の「ツァラトゥストラはかく語りき」をオープニングで使い、観客に衝撃を与えたSF映画の金字塔『2001年宇宙の旅』をはじめ、「ワルキューレの騎行」(リヒャルト・ワーグナー作曲)が戦争の狂気を増幅させた『地獄の黙示録』、「カノン」(ヨハン・パッヘルベル作曲)の旋律が胸を締め付つけたロバート・レッドフォード監督のアカデミー賞受賞作『普通の人々』など、クラシック音楽が効果的に使われた名作映画は数多い。そんな、映画とクラシック音楽の親和性を裏付ける意識調査結果を、HMVジャパンが発表した。
このなかでまず紹介したいのが、ノンクラシックユーザー(※)に聞いた「クラシックを身近に感じたもの」の結果で、1位に輝いたのは、現在、映画版が大ヒット中の『のだめカンタービレ』。コミック→ドラマ→映画と様々な形で人気を博したこの作品が、クラシックの裾野を広げることに大きく貢献したことがうかがえる。
ちなみに2位は「映画音楽」で、3位は「CMの曲」。クラシック音楽に対して「眠い」「敷居が高い」「長い」「堅苦しい」など、あまりポジティブとはいえないイメージを抱きがちなノンクラシックユーザーにとって、映画は、クラシック音楽の素晴らしさに気づかせてくれる最も身近なきっかけと言えるのだろう。
今回の調査では、クラシックユーザー(※)に聞く「クラシックデビューにお勧めしたい作曲家は?」という項目もあり、1位は映画『アマデウス』でも描かれた天才モーツアルトが挙げられている。「友だちになれそうもない作曲家」なんて項目もあり、気むずかしい性格で知られるベートーベンが1位に。ベートーベンは前出の「お勧めしたい作曲家」では2位となっていて、才能は認めるけど性格に難あり……ということなのだろうか?
調査結果はHMVサイトで詳しく紹介されている。
※ノンクラシックユーザーとは、HMVでクラシック音楽を購入していないユーザーで、クラシックユーザーとは購入しているユーザーを意味する。
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