医療が抱える問題を浮き彫りにしたベストセラー小説を映画化した『孤高のメス』の記者会見が、4月26日に東京・よみうりホールで行われ、主演の堤真一をはじめ、夏川結衣、吉沢悠、中越典子、平田満、成島出(いずる)監督が出席した。
原作者は現職医師・大鐘稔彦で、腐敗した地方病院に赴任してきた外科医・当麻鉄彦が、信念に基づき行動する姿が描き出されていく。司会がなぜか「真っ直ぐな信念を持った当麻のキャラクターには、ご自分と似ている部分は見あたらなかったかも知れませんが」と前置きしてから、共感した部分があったかと聞くと、堤は「すみません、本当に見あたりませんでした」と苦笑いしながら答えていた。
この日は堤に対するさりげない失言が立て続けに飛び出し、夏川も、「堤さんが演じてらっしゃる当麻先生は本当にステキで」と話す一方で、「堤さんが“時折”本当に当麻先生に見えた」と発言。堤が苦笑しながら「時折!?」と突っ込むと、あわてて「撮影以外のときでも、時折、当麻先生に見えたりするほど」と言い直していた。
次いで吉沢が、手術シーンの撮影を振り返り「堤さんが2倍くらい大きく見えた瞬間があって、尊敬の念が出てきた」と誉めるも、堤は「絶対、そんなこと思ってない(笑)。2倍に見えたのは、うっとうしくてデカく見えたんだと思います」とスネ気味。司会が「みなさん、そんなことないですよね」と助け船を出していたが、みんなは返事に詰まり微妙な空気が漂っていた。
また堤は、屋外での撮影中、皆既日食に遭遇したエピソードを披露。「(太陽が隠れると)急激に気温が下がってきて霧も出てきて、その時、太陽って大事なんだと思いました」と、太陽の偉大さを再認識したことを明かしていた。
『孤高のメス』は6月5日より全国公開される。
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