ビター&スイートな『洋菓子店コアンドル』で江口洋介と蒼井優がダブル主演

『洋菓子店コアンドル』
2011年正月第2弾公開
(C) 2010『洋菓子店コアンドル』製作委員会
『洋菓子店コアンドル』
2011年正月第2弾公開
(C) 2010『洋菓子店コアンドル』製作委員会

スイーツ界から姿を消した伝説のパティシエと、恋人を追って東京へやってきたケーキ屋の娘の挫折と再生を描いた映画『洋菓子店コアンドル』。来年公開予定のこの作品で、江口洋介と蒼井優がダブル主演をつとめることが発表された。

伝説のパティシエを演じた江口は、「十村役でオファーをいただいた当初は、正直、『自分じゃないのでは?』と思うほど繊細な印象を受けていました」と意外なキャスティングだったことを明かし、撮影前のケーキ作り体験を通じて「(お菓子作りの)奥深さとプロフェッショナルたちの真剣さ、厳しさを知りました」とコメントした。

一方、恋人を追って鹿児島から上京したヒロインを演じた蒼井は、「今回は、鹿児島弁とケーキ作りに挑戦しました」とコメント。2つのことに挑戦した苦労を語り、「結構、睡眠時間を削って没頭しました」と明かした。江口との共演については、「初めてご一緒させていただきましたが、これまで会ったことのないタイプの方で、好奇心がわきました」とコメントした。

監督は、『60歳のラブレター』の深川栄洋。「江口洋介さん、蒼井優さんを主演に迎えた僕は、ジャズのライブ演奏を楽しむドラマーのような感覚で映画作りをしたという印象」とコメント。「撮影現場で生まれるセッションを楽しみ、3人の人生経験を持ち寄って、世の中に勝負する作品になるのではないかと思っています」と自信をのぞかせた。

『洋菓子店コアンドル』は昨年の10月29日にクランクインし、12月3日にクランクアップ。公開は2011年の正月第2弾になる予定だ。

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