ドSキャラに挑戦した小嶺麗奈、「すごく楽しかった」と撮影を振り返る

2010.05.30

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5月22日に公開となった『逆襲！スケ番☆ハンターズ／地獄の決闘』。これに続く亜紗美主演の『逆襲！スケ番☆ハンターズ／総括殴り込み作戦』が、5月29日にシアターN渋谷にて初日を迎え、亜紗美、小嶺麗奈、中平一史監督が登壇。舞台挨拶を行った。

亜紗美と三輪ひとみが死闘を繰り広げる『スケ番☆ハンターズ』が公開初日！

同作は、裏切り者のジュンコ（小嶺麗奈）に殺されたはずのアサミ（亜紗美）が町に戻ってくるところから始まる。だが、町は2年前とはすっかり様変わりし、アサミがヘッドだった関東スケ番連合はつぶされ、麻薬や売春が横行。昔の仲間をジュンコにやられるのを見てられなくなったアサミが奮起。4人のヤクザハンターが加勢し、戦いを挑むというもの。

初の悪役で、ドSキャラを演じた小嶺は、「私はやっぱりドSの役が得意だな」と語ると、「ムチで叩くシーンがあるんですけど、フリーでやらされた。フリーでやるっていうのは初めての経験で緊張しましたけど、今になって思えば、すごく楽しかったです」と話していた。

一方、亜紗美は、公開中の『逆襲！スケ番☆ハンターズ／地獄の決闘』（奥田真一監督作）と本作と、2本ほぼ同時に撮影。演じ分けるのは大変では？との質問には「大変じゃなかった」と答える一方で、「奥田組の現場に行って、中平組の衣装を着てしまったり、『あれ、今日、誰もいねえや。あ、違う』と思ったり（笑）」と、行く現場を勘違いしたことがあったと笑っていた。

ライバル役の場合、待ち時間から役作りに入り、敵役とは話さないこともしばしば。今回も、ほとんど話さなかったという小嶺は、「話に入らないのも、本当に意地悪な人と思われないか気にしていた」と告白。亜紗美は亜紗美で、「ものすごくミーハーなので、『小嶺さんだよー、どうする、行く？』とハンターズのメンバーと相談していた」ことを明かしていた。

最後に見どころを聞かれた小嶺は、「印象に残っているのは、亜紗美ちゃんと指を詰めるシーン。息づかいを意識して演じていたら貧血になっちゃって、こんなので貧血になっていたら、女優をやれないと思った」と語ると、「でも、実際にできあがった作品を見たら、すごいリアルなシーンになっていて、ホッとした」と話していた。

『逆襲！スケ番☆ハンターズ／地獄の決闘』はシアターN渋谷にてレイトショー公開中。