ジャッキー・チェン主演でリメイクした『ベスト・キッド』が全米首位デビュー

ジェイデン・スミス(右)扮するドレにカンフーを教えるハンを演じたジャッキー・チェン(左)
ジェイデン・スミス(右)扮するドレにカンフーを教えるハンを演じたジャッキー・チェン(左)

ジャッキー・チェンとウィル・スミスの息子ジェイデン・スミス主演でリメイクされたことも話題の『ベスト・キッド』が、先週末に全米公開され、初登場1位を獲得した。

[動画]『ベスト・キッド』予告編

『ベスト・キッド』は1984年に製作され人気を博した空手映画。イタリア系の少年が女の子のことでいじめられるようになり、ひょんなことから日系人の空手達人ミヤギに空手を教えてもらうようになる。これまでにシリーズ4作が作られている。

そのすべてに、師匠ミヤギ役で出演していたのが故ノリユキ・パット・モリタ(05年に死去)だ。リメイクとなる今回は、舞台を北京、空手からカンフーへと設定を移して、ジャッキー・チェンが師匠役に扮している。

リメイク版『ベスト・キッド』は全米3663館で6月11日に公開され、13日までの3日間で5600万ドル(約51億円、1ドル=91円計算)の興行収入をあげ、北米首位デビュー。この成績はジェイデン・スミスが父ウィル・スミスと共演した『幸せのちから』(07年/日本興行成績27.1億円)のオープニング3日間の興収2654万ドルを大きく超える数字。

また、同日3535館で全米公開され、2位デビューとなった『特効野郎 Aチーム THE MOVIE』(日本公開8月20日)の興収2600万(約24億円、1ドル=91円計算)と比べても、2倍以上の興収となる。ほか、マレーシア、シンガポール、インド、フィリピン、インドネシア)でも初登場1位を獲得。日本での大ヒットにも期待が持てそうだ。

『ベスト・キッド』は8月14日より新宿ピカデリーほかにて全国公開される。

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