2001年に韓国で大ヒットを記録した感動作『友へ チング』。それから9年の時を経てドラマ化された『チング〜愛と友情の絆〜』のDVD発売記念イベントが、8月13日に日比谷公会堂で開催され、キャストのソ・ドヨンとキム・ミンジュンが登場した。
幼馴染みの4人が友情と愛の狭間で揺れ動く姿を描いた物語で、ミンジュンは裏社会に足を踏み入れていくジュンソクを、ドヨンは優等生だったサンテクを演じている。
イベント前の囲み取材では、日本でDVDが発売されることについて、ドヨンは「メイキング映像など、テレビ放映時とはまた違った見どころもたくさんあり、深く楽しめる作品」とアピール。ミンジュンも「いろいろな名シーンがどんな風に撮られたかが分かるのでは」と話していた。
演じた役との共通点や似ていない部分について聞かれると、「違うなと思ったのは、言いたいことを言えずに悩んでしまうもどかしいところ」とドヨン。自分なら、言いたいことがあればすぐに口に出してしまうと話していた。共通点については「似ているのは、友人を愛する気持ち。今でも中学、高校のときの友だちと、週に1回くらいは会っていますから」と話していた。一方、ミンジュンは「共通点はケンカが強いところ」とマスコミ陣を笑わせてから、「それは冗談ですが(笑)、仲間を大切にし、仲間の中心になれるところは似ていると思います」と語った。
その後のイベントでは、2人のトークショーや、ドラマの未公開映像上映などが行われた。1000人のファンが詰めかけたが少々緊張気味で、司会が心配する場面も。また、クァク・キョンテク監督もスペシャルゲストとして登場し、会場を沸かせた。
トークショーでドヨンは「今後はもうちょっと男っぽい役を演じたい」と希望を語り、これまでは繊細系の役が多かったが、体を鍛えたり日焼けをしたりして努力していると明かしていた。
一方、本作で出演のオファーを受けたときの気持ちについて聞かれたミンジュンは、日本語を交えて「スゴイと思いました」とコメント。さらに、依頼の電話を受けたときの自らの様子についても告白。待ち望んでいた監督の電話を受けたときは、ガッツポーズで喜びながらも、声はクールに押さえて淡々と対応したと話していた。
『チング〜愛と友情の絆〜』DVDのBOX I、BOX IIは、エイベックスより発売中。
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