夏帆主演の感動作『きな子〜見習い警察犬の物語〜』が8月14日に公開初日を迎え、丸の内ピカデリーで行われた舞台挨拶に、夏帆、戸田菜穂、山本裕典、平田満、板東英二、廣田亮平、大野百花、小林義則監督が登壇した。
夏帆は「初日ということで、不安だったりドキドキだったり、いろいろな気持ちがあるんですけど、でも本当にこの映画は、私自身大好きな映画なので、みなさんに見ていただけることを嬉しく思ってます」と挨拶。
戸田は昨秋、香川県で行った撮影を振り返り、「香川県はとても風光明媚でうどんも美味しくて、スタッフのみなさんも本当に家族みたいになっていった。その雰囲気がとても映画に出ているのではないかなと思ってます」と話していた。
また、平田は「犬や動物の映画は、大体、時間がかかり撮影が大変なですけど、この映画では、スタッフもキャストも頑張って、とてもいい撮影ができたと思う」と、動物映画の割には撮影がスムーズに進んだことを明かしていた。
そうしたなか、必ずしもスムーズだとは言えない現場だったのが板東英二。「監督の、たっての願いで板東英二を起用したいということで、その起用に応えて素晴らしい演技を見せました。今日はおそらくきな子に次いで、私が印象に残ったと思います」と晴れ晴れとした顔で挨拶するも、司会が「板東さんの出演シーンで面白いエピソードがあるということですが」と含み笑い。
すると小林監督は「板東さん、セリフ覚えてます?」と役者に対して失礼な発言。実は板東は、「ズッコケ見習い警察犬、きな子の密着レポートをシリーズで行くで」というセリフのシーンを撮るために17回目もテイクを重ねてしまったのだ。監督は「普通、犬の映画って(犬で)テイクを重ねますが、この映画でテイク数を1番稼いだのは板東さん。フィルム返せって」と笑いながら、板東の痛いところを突く。
板東も、「いやいや、監督に申し上げますが、私は平成元年の(ブルーリボン賞)最優秀助演男優賞ですから、お忘れのないように」と反論しながらも、「映画の撮影を終えて、お詫びの手紙を監督に書いた」事実を明かしていた。
この日は、北海道で舞台出演をしているため登壇できなかった寺脇康文から、観客に向けたビデオレターも上映され、スクリーンのなかから寺脇は「この映画を見て5〜6回泣きました。爽やかな気持ちのいい涙です」と語っていた。また、途中からラブラドールレトリバーのきな子とドッグトレーナーの宮忠臣も登場。さらに、主題歌を歌うMetis(メティス)も駆けつけ、壇上で生歌も披露した。
最後に夏帆は「この映画はいろいろな世代で楽しめる映画。ぜひ、ご家族みなさんで見に来ていただきたいと思います」と映画をアピールしていた。
『きな子〜見習い警察犬の物語〜』はシネマメディアージュほかにて全国公開中。
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