堺雅人主演作『武士の家計簿』がモントリオール世界映画祭に出品
歴史家・磯田道史のベストセラー[武士の家計簿「加賀藩御算用者」の幕末維新]を森田芳光監督が映画化した『武士の家計簿』が、モントリオール映画祭World Greats部門に出品されると、配給会社の松竹が発表した。
アカデミー賞外国語映画賞に輝いた滝田洋二郎監督の『おくりびと』も、2008年に同映画祭のグランプリを受賞。昨年は、『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』の根岸吉太郎監督が、最優秀監督賞を受賞している。
World Greats部門は、過去に同映画祭に出品経験のある監督による作品を30作品ほど上映する部門で、森田監督はこれまで『失楽園』『阿修羅のごとく』などを出品しており、それらの功績が認められ今回の出品につながったという。
『武士の家計簿』は、幕末から明治にかけての激動期を、刀ではなくそろばんを武器に生き抜いた武士とその家族の姿を人情味豊かに描いた作品で、主人公の武士を堺雅人が、その妻を仲間由紀恵が演じる。公開は12月4日から(石川県先行公開)。
また、今年のモントリオール世界映画祭は、8月26日〜9月6日の期間で開催される。
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