元欅坂46の長濱ねるも伊藤万理華に共感!「未来は何度書き直したっていい」

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サマーフィルムにのって
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元欅坂46の長濱ねるも伊藤万理華らしい主人公に共感

乃木坂46伊藤万理華が主演し、7人の仲間たちを集めて時代劇を撮ろうと奮闘する女子高生のひと夏の青春を描いた映画『サマーフィルムにのって』が、8月6日より全国で公開される。公開に先立って本作品を鑑賞した多くの著名人からは、賞賛のコメントが上がっている。

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欅坂46長濱ねるは、伊藤が演じる本作品の主人公・ハダシに共感。「どうかハダシが守りたいものたちを全て抱きしめながら生きていける世界でありますように。未来は何度だって書き直したっていい!」と熱いメッセージを送った。

作家の朝井リョウは本作品について、「夏の映画館で味わいたい全てがある。明るく楽しいシーンでも何故かずっとちょっと泣きたくなる、そんな特別な魔法がかかった映画。彼女たちの熱量に照らされて、何かを創ることで広がる未来があると信じたくなった」とクリエイターらしい見方で共感を示した。

日本テレビプロデューサーの佐久間宣行は、若い頃に見た映画の意味を噛みしめた様子。「夢と創作と友情と恋がグルグル回ってキラキラ輝く青春も映画もあっという間に終わるのに、一生心に残るのは、想いがギュッと詰まってるからだろう。この映画はたくさんの人にとって、そんな大事な作品になると思う。青春映画だし、青春みたいな映画だ」と絶賛。

かが屋の加賀翔は、伊藤演じるハダシをはじめ、登場するキャラクターすべてが愛おしいとコメント。「撮影はコロナで一度中断してしまっていたらしいのですが、本当に無事完成して見られたことが嬉しい作品でした」とイチオシする。

ミュージシャンの塩塚モエカは、「青春のスピード感、キラキラ、ほろ苦さ、全部詰まってる」とした上で、「散りばめられたどの要素にも無駄がないとわかる、最高のラストシーン。瑞々しすぎる!」と素晴らしい伏線回収がされる三浦直之の脚本に感服したようだ。

映画監督にこそ響く、本作品の持つ“映画愛”

映画監督の行定勲は、「伊藤万理華の途轍もないエネルギーが発火する瞬間を見た! ここで描かれる映画愛は未来を輝かせる」と絶賛。

映像ディレクターの大根仁は、「この映画さ、大林宣彦も工藤栄一も勝新も三船敏郎も、ひょっとしたら黒澤明も見たら褒めてくれ……はしないかもだけど、きっと微笑んでくれるんじゃないかな?」と、映画を愛する人なら誰もが心洗われる作品であることを指摘。主演の伊藤についても、「久々に現れた全身芝居女優!! 最高!!!」と讃えた。

映画監督の松本花奈は、自身も初めて映画を撮ったのがハダシたちと同じ高校生の時だったと明かし、「無理やり仲間を集める感じとか、本番中にスタッフがフレームに入ってきてしまう感じとか、全然予定通り撮りきれない感じとか、全部全部、分かるなあと……」と共感。「『ハダシ監督じゃなきゃ駄目なんです』その一言にただただやられて、泣きました。何度だって繰り返し見たくなる、極上の映画です」と松本壮史監督の手腕に舌を巻いた。

映画愛にあふれる新時代の青春映画

本作品は、時代劇と勝新太郎を敬愛する高校3年生のハダシ(伊藤)とその仲間たちのひと夏の青春物語。第33回東京国際映画祭で上映されるや否や話題を集めた本作品は、世界各国の映画祭での上映が続々と決定している。

ハダシは、キラキラ恋愛映画作りばかりの映画部で、自分が本当に撮りたい時代劇を作れずにくすぶっていた。そんなある日、彼女の前に武士役にぴったりな凛太郎(金子大地)が現れる。そこでハダシは、すぐさま個性豊かな“7人の”仲間を集め、文化祭でのゲリラ上映を目指すことに。青春全てをかけた映画作りの中で、ハダシは凛太郎へのほのかな恋心を抱き始めるが、彼には未来からやってきたという秘密があって……。

キャストには、伊藤や金子のほか、『由宇子の天秤』の河合優実や『ファンファーレが鳴り響く』の祷キララ、『君は永遠にそいつらより若い』の小日向星一、『RUN!-3films- 追憶ダンス』の篠田諒、『台風家族』に続く2作目となる甲田まひる、『FUNNY BUNNY』のゆうたろうといった次代を担うフレッシュなメンバーが顔を揃えるほか、ドラマ『青天を衝け』の板橋駿谷らが脇を固める。

監督は、『青葉家のテーブル』でも瑞々しい若者たちを描いた松本壮史。主題歌は、今回初めて映画主題歌に取り組んだCody・Lee(李)の「異星人と熱帯夜」。

『サマーフィルムにのって』は、8月6日より全国で公開される。

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