高知のよさこい祭りをモチーフに、小児ガンを患う幼い少女の夢を叶えるために奮闘する青年たちの姿を描いた映画『君が踊る、夏』。9月8日、この映画のチャリティートークショーが配給元の東映本社で行われ、主演の溝端淳平と病を抱える少女を演じた大森絢音が出席。また、ガンと闘い克服した鳥越俊太郎もゲストに駆けつけ、映画について語った。
[動画]『君が踊る、夏』チャリティートークショー/溝端淳平、大森絢音、鳥越俊太郎
この日のトークショーは、映画にも協力している財団法人「がんの子供を守る会」ゴールドリボン基金と『君が踊る、夏』の共同イベントで、溝端たちは左の胸元に、小児ガンの子供たちへの支援を表すゴールドリボンを着けて登場。溝端は「チャリティーへの参加はあまり経験がないのですが、映画を通してチャリティーに貢献するのは俳優の使命。少しでもこの映画が募金活動の手助けになれば」と力強く語った。
実話がベースの作品で、撮影中に溝端と大森は、モデルとなった女の子と対面したという。そのことについて聞かれた溝端は「病気とは思えないくらいすごく元気で明るくて、芯の強い女の子だと思いました」とコメント。大森も「本当に元気で明るい子でした。シャイだけど、すぐに仲良くなれそうでした」と、病と闘いながらも明るさを失わない女の子を讃えていた。
一方、ガンで4度の手術を行った鳥越は、自身がガンと闘えたのは免疫力を高く保っているおかげで、その理由を「楽しみがあるから」と説明。「人間って、楽しいことや前に向かう意欲があると免疫力が高くなる。免疫力に良いのは笑うことだと言われる。可笑しくなくても笑え、笑っているうちに免疫力が高まるよ、と。私はもう70歳になりましたが、今までやっていないことにいろいろチャレンジしている(笑)」と続け、挑戦する気持ちや人生を楽しむ姿勢の重要性をアピール。さらに、夢を抱き続ける少女の物語を通じて「命の不思議な力を感じました」としみじみとした口調で語った。
映画については「今どき珍しいくらいピュアな映画。誰しもが持っている“地元愛”や悩みを描いた真っ直ぐな作品です」と溝端。大森は「最後のよさこい祭りのクライマックスを頑張ったので見て欲しい」と笑顔を浮かべ、鳥越は「爽やかで心が洗われるような映画。高知の自然も美しく描かれ、すがすがしい気分になりました」と語った。
この日のイベントは午後5時半からスタートしたが、鳥越は、朝の番組にレギュラー出演しているため夕方はあまり仕事を入れないようにしていて、いつもならそろそろ寝る時間だと苦笑。だが今回は命にまつわる映画のイベントなので「来ないとダメだろうなということで出演させていただきました」と言ってから、記者たちに対し、この映画のことをより大きな記事にして伝えて欲しいと、新聞記者の先輩として訴えていた。
『君が踊る、夏』は9月11日より全国公開される。
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