新時代を新たな恐怖で満たしてくれる才能求む! ホラー映画特化コンペティション「日本ホラー映画大賞」開催決定
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ホラージャンルに特化させた日本初の一般公募フィルムコンペティション
ホラージャンルの先駆者企業・KADOKAWAと運営委員会パートナーはこの度、新たにホラージャンルに特化させたフィルムコンペティション「日本ホラー映画大賞」を開催し、令和の新しいホラー映像作家の発掘・支援を目指す運びとなった。“ホラー”ジャンルに絞った一般公募のフィルムコンペティションは日本初の試みだ。
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大賞受賞者には、応募作品のリメイク版、または完全オリジナル新作映画の監督を担い、作品は来年2022年劇場公開を目指す。また、アニメ部門賞も設置し、ホラー・アニメーションの先駆的才能を見いだし、支援する。
審査員特別賞、運営委員会各賞受賞者にはそれぞれ賞金が用意され、大賞、各賞に選考された作品は劇場公開や配信展開を予定。また、最終審査・選考委員には、選考委員長・清水崇監督、 選考委員に女優・堀未央奈、映像クリエイター・監督・声優のFROGMAN、Base Ball Bearの小出祐介、映画ジャーナリスト・宇野維正という各界のホラーマスターが集結し、それぞれが持つ斬新な視点から、新しい才能を見いだす。
KADOKAWAには角川ホラー文庫と連動し、数々のホラー映画をヒットさせてきた歴史があり、中でも『リング』(98/中田秀夫監督)は後のJホラームーブメントの火付け役として、一大ブームを巻き起こした。そして今、まだ誰も見たことのない未知の恐怖を創出し、日本にとどまらず、世界市場で活躍するような才能を発見するべく、開催に至った。
「新時代を新たな恐怖で満たしてくれる才能を待っています」と運営委員会
「日本ホラー映画大賞」運営委員会は「かつて、 90年代末から2000年代前半にかけて、ワールドワイドな流行として“ジャパニーズ・ホラー”ブームがあり、『リング』、『呪怨』を始めとする国内で火がついた新しい恐怖映画は、瞬く間に世界に広がり、世界の夢工場・ハリウッドでリメイク、全米および全世界公開映画へと次々に羽ばたく時代がありました」と90年代末から2000年代前半に沸き起こった“ジャパニーズ・ホラー”ブームについて振り返る。しかしながら、20数年が経ち、「世界のマーケットを見ると、相変わらず“怖い”を売りにしたコンテンツは多数製作され、そのいくつかは世界的なヒットを記録しています。しかし、日本発のムーブメントであった“ジャパニーズ・ホラー”は、その方法論が定番化し、当時のような熱を感じられるジャンルとは言い難い」と現状を嘆くが、その一方で、「世界に目を向けると、アリ・アスター、デビッド・ロバート・ミッチェル、ジョーダン・ピール等の新しい才能たちが新鮮な感覚のホラーカテゴリー映画を次々と生み出しています。彼らは、ホラーばかりをずっと追いかけていた作家ではなく、方法としてホラージャンルを選び、そこに実験的であったり、テーマ的であったりする要素を巧みに盛り込んで一級のエンタテインメント作品に仕上げています」とコメントした。
また、「なぜ日本に新たなメジャーホラー作家が出てこないのか。それは、事業者側に安定志向が根付いてしまったからではないではないでしょうか。現在、ホラージャンル映像の担い手は、清水崇監督のようなもはや御大となった作家たちの他は、活躍の場が極端に限られています。撮りたいものや野心的な企画はある、だがそれを発揮する場所がない、そういったジレンマを抱えて鬱々としている俊英たちは多くいるはずです。日本は、ホラージャンルの先進国なのですから。新時代を新たな恐怖で満たしてくれる才能をお待ちしております」と若い才能の出現を熱望した。
「日本ホラー映画大賞」は10月1日から、作品の応募受付が開始される。詳しくは公式サイトまで(http://movies.kadokawa.co.jp/japan-horror-fc/)。
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