アフリカの子どもたちがマフィア相手にカンフーで大暴れ!

9月9日から、東京と大阪で2週間限定上映される、アフリカ・ウガンダ発の”ワカリウッド”映画特集「エクストリーム! アフリカン・ムービー・フェスティバル」のポスタービジュアルと、日本版予告が公開された。

“首狩り族”の元でたったひとり住み込みした日本人! アマゾン先住民の人生観とは?

ポスターは、特集上映で上映される『クレイジー・ワールド』、『バッド・ブラック』、『誰がキャプテン・アレックスを殺したか』の、3作品から25人もの俳優たちが一挙に集結。9人もの俳優が激しい銃撃戦を繰り広げる中、見る者を圧倒する開脚飛び蹴りを食らわせ、さらにはヘリコプター、車、バイクも登場し、アクション映画のすべてを詰め込んだエクストリームなポスターだ。

予告編では、カンフーを操るアフリカの子どもたちがマフィア相手に大暴れし、見る者を熱狂の渦に巻き込む。

「アフリカンムービーフェスティバル」ポスタービジュアル

「アフリカンムービーフェスティバル」ポスタービジュアル

製作費はなんと1作品2万円!

“ワカリウッド”とは、ウガンダの首都カンパラのスラム街ワカリガに由来し、“ワカリウッド”映画は主に、同地に拠点を置くウガンダ初のアクション映画製作会社ラモン・フィルム・プロダクションで製作されている。1作品あたりの製作費はなんと約200ドル(約2万円)という驚きの低予算ながら、想像を超える世界観で構成された映像はYouTubeなどで公開されると、その衝撃的な映像がネット上で話題を呼び、評判が世界中に拡散。

”ワカリウッド”映画のファンになったというある米国人は、カンパラへ赴き、ついにはワカリウッド映画『バッド・ブラック』に出演、アクションスターになった。

今回の「エクストリーム!アフリカン・ムービーフェスティバル」では“ワカリウッド”映画の創造主であり、“ウガンダのスピルバーグ”“ウガンダのタランティーノ”とも呼ばれる天才、ナブワナIGG監督の代表作『クレイジー・ワールド』、『バッド・ブラック』、『誰がキャプテン・アレックスを殺したか』の3作品を上映!その中でも、『クレイジー・ワールド』は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で審査員特別賞を受賞し日本でも話題になった注目作だ。

■「エクストリーム!アフリカン・ムービーフェスティバル」3作品

『クレイジー・ワールド』(2019/ウガンダ)
ウガンダ最凶のタイガー・マフィアは、幼児誘拐を繰り返していた。しかしある時さらわれた子どもたちの中にカンフーマスターがおり、彼は密かに脱出計画を練り始める。更にかつて娘を誘拐され妻を殺された兵士も加わり、大規模な抗争へと発展する!

『クレイジー・ワールド』

『クレイジー・ワールド』

『誰がキャプテン・アレックスを殺したか』(2010/ウガンダ)
悪名高きタイガー・マフィアのせん滅のため、大統領から命を受けたアレックス大尉。マフィアの本拠地を奇襲するアレックス大尉だったが、ボスを取り逃がしてしまう。怒り心頭のボスは、部隊の野営地に女殺し屋を送り込みアレックスの暗殺を企てるのだが……。

『誰がキャプテン・アレックスを殺したか』

『誰がキャプテン・アレックスを殺したか』

『バッド・ブラック』(2016/ウガンダ)
ウガンダのスラム街で支援のため働く医者アランは、ひょんなことから軍人と間違えられ“バッド・ブラック”と呼ばれる女から金品を奪われる!怒ったアランは、弟子の子どもからカンフーを学び、“バット・ブラック”への復讐するため立ち上がる!

『バッド・ブラック』

『バッド・ブラック』

「エクストリーム! アフリカン・ムービー・フェスティバル」は、新宿ピカデリー、なんばパークスシネマで、9月9日から2週間限定で上映される。

■「エクストリーム!アフリカン・ムービー・フェスティバル」公式サイト(https://wakaliwood.jp/)

INTERVIEW