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ご担当者さま
平素はお世話になっております。
フィルムアート社営業部の真部と申します。
この度は、貴媒体で今月発売の弊社書籍の紹介をしていただきたく、プレスリリースをお送りさせていただいた次第です。
書籍は『スクリーンのなかの障害』というタイトルで、映画がどのように障害を描いてきたのかを考察した一冊です。
推薦は映画監督の三宅唱さん、キュレーターの田中みゆきさんです。
詳細は以下リンクからご参照下さい。
https://www.filmart.co.jp/books/978-4-8459-2311-3/
発売日は11/26ですが、掲載日についてはおまかせいたします。
お忙しいところ恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
■画像はこちら
https://azgjp-my.sharepoint.com/:f:/g/personal/manabey_azg_jp/EtyeLs_nYctLg1mU4vNgUS4BpQq1Z2wyaBUNqaxZSLLYRA?e=WJMfCQ
■プレスリリース本文
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塙幸枝=著『スクリーンのなかの障害 わかりあうことが隠すもの』がフィルムアート社より11月26日に発売された。
「映画はどのように障害を描いてきたのか」という問いをめぐって、歴史、物語のパターン、再現による同一化、当事者性など⋯⋯様々な角度から映画と障害のつながりを解きほぐす。
【推薦コメント】
「映画について」ではなく「映画とともに」、私たちのいまを考え続けるために、この本はある。
――三宅唱(映画監督)
普通に存在することすらままならない。本書が照らし出すように、障害の表象の歪さは、社会とそのままつながっている。
――田中みゆき(キュレーター/プロデューサー)
ろう者の子どもを主人公にした『コーダ あいのうた』がアカデミー賞で作品賞含む3部門に輝くほか、『ドライブ・マイ・カー』『ケイコ 目を澄ませて』『LOVE LIFE』と日本の気鋭の若手監督たちが次々と障害者が登場する作品を手がけている現在。「感動ポルノ」や「共生」といった言葉で単純化することなく、障害の描かれ方、何よりも見つめ方を考え直すべきなのではないか?
『レインマン』『フォレスト・ガンプ/一期一会』『アイ・アム・サム』といった名作として語られる作品から、『ワンダー 君は太陽』『最強のふたり』『コーダ あいのうた』などの近年話題となった作品まで、多くの観客を得てきた作品を新しい視点で読み直すきっかけにもなる本書。われわれ観客はどのように障害を見つめていくべきか、思考と議論のための新しい出発点。
【目次】
はじめに――障害と映画をつなぐ
第1章 社会における障害観の変化――「共生」の背後にあるもの
第2章 映画における障害者イメージの変遷――「モンスター化された障害者」から「非力化/有能力化された障害者」へ
第3章 コミュニケーションの問題として描かれる障害――「不全」と「達成」のストーリーは何を意味するのか
第4章 視覚的・聴覚的に再現される障害――「聞こえないこと」はいかに表象されうるのか
第5章 身体的に演じられる障害――障害のリアリティはいかに評価されうるのか
おわりに――「描き方」を経て「受けとられ方」へ
索引