ジェーン・カンピオン
Jane Campion
1954年生まれ、ニュージーランド出身。ロンドン留学中より短編映画を撮りはじめ、オーストラリア・フィルム&テレビ・スクール在学中に製作した『ピール』で、カンヌ国際映画祭短編映画部門グランプリを受賞。『スウィーティー』(89年)で長編デビュー。『ピアノ・レッスン』(93年)で、女性監督として初めてカンヌ国際映画祭のパルム・ドールを受賞。同作はアカデミー賞オリジナル脚本賞にも輝き、史上7人しかいないアカデミー賞監督賞ノミネート女性監督の仲間入りを果たした。『パワー・オブ・ザ・ドッグ』は、2009年の大ヒット作『ブライト・スター ~いちばん美しい恋の詩(うた)~』以来の長編映画となる。