2003年2月27日、東京都出身。2015年に9人組進化系ミクスチャーユニット、SUPER★DRAGONのメンバーとしてデビュー。パフォーマーとして活躍する傍ら、映画『バクマン。』で真城最高の幼少期役で映画デビューを果たし、俳優としても注目を集めている。他の主な出演はドラマでは『埼玉のホスト』、『ワンルームエンジェル』、『蜜と毒』、映画では『あの空の向こうに〜夏雲〜』、『明日を綴る写真館』など。
多和田さんはとにかく優しい方、でもふざけるとめっちゃ面白くツッコんでくれる
田中洸希(SUPER★DRAGON)&多和田任益のW主演による『シュガードッグライフ』が放送中。本ドラマは、依子による人気同名BLコミックを、田中、多和田をはじめ、植村颯太、楽駆共演で実写化したラブストーリー。童顔&低身長がコンプレックスで料理上手な大学生・桜庭唯純(田中)と、高身長で天然たらしなおまわりさん・天沢恭丞(多和田)が、誤補導をきっかけに出会い、おうちごはんを通じて惹かれ合う様子を描いている。
ドラマ『ワンルームエンジェル』や『そんな家族なら捨てちゃえば?』、映画『明日を綴る写真館』など出演作が続く田中に本作への思いや撮影の裏話、趣味のヲタ活についてまで語ってもらった。
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田中:もちろん嬉しかったです! 主演は初めてでありがたい話なので、頑張りたいと思いました。でも、僕で大丈夫かなっていう不安と、BLというジャンルがほぼ未知の世界だったので、その緊張もありました。
田中:ほんとですか(嬉)! 原作はすごくかわいらしくてほんわかしていて、心温まりました。唯純のイメージを崩さないように、キャラクターに添えるような役作りはしなきゃなと思ってました。ドラマの中に同じシーンももちろん出てくるので、原作を見ながら表情とかめっちゃくちゃ意識して芝居しました。
田中:自分ではわからないんですけど、僕が唯純と似てるってめちゃくちゃ言われるんですよ。なんか田中洸希過ぎるみたいなコメント見かけたり。芝居しているときに素が出てるなってときはありましたけど、似てるかは自分ではわからなくて。逆にどこら辺が似てるのか知りたいです。
田中:なるほど、そういうことか! こういう前髪とか結構するんですけど、自分で言うのもなんですけど、大体そういう時は「ワンちゃんみたい」って言われるんですよね。やっぱりビジュアルなのかな。
田中:あぁ、ツッコミとかは似てるかもしんないですね。天沢さんに対してツッコむシーンがあるんですけど、なんかこう、ツッコみ方は結構似てる気がします、声張ってツッコむ感じとか。
田中:そうですね、そういう照れ顔みたいなのが唯純くんはとても多いんで、そういうところは頑張って意識はしました。恥ずかしかったですけどね、めっちゃ(笑)。
田中:そうなんですよ、もうあれ、ほんとに緊張しましたよ。なかなかこういう芝居することもないんで、頑張りました。
田中:最初の台本の読み合わせの時にたくさんお話して、唯純くんは家族のことで辛い過去があって孤独で寂しい少年でもあるので、そういう面もちゃんと気持ちが伝わるようにしていきたいということも話していただきました。ただ、キャラを作り込むというより、原作と脚本を読んで唯純くんを自分の中に入れて芝居をしてたんで、こうしなきゃ、ああしなきゃみたいなのは特に自分の中ではなかったですね。
田中:多和田さんはとにかく優しい方で、初対面から話をしっかり聞いてくれたり、寄り添ってくださって。最初は優しすぎるが故に、これしたらちょっと嫌な気分にならないかなって探り探りで話しちゃってたところはありました。
田中:そうそう! でも関西出身で、僕がふざけた時とかめっちゃ面白くツッコんだりしてくださって、今はすごくいい感じに2人で仲良くさせてもらってます。
得意料理は目玉焼き。トロトロ具合の調節は上手いですよ
田中:本当に包丁も使えなかったんで、包丁の持ち方から切り方から全部教わって徐々にできるようになってきました。その、僕、唯純メシ(いすみめし)を作りたいんですよ。1話で出てきたウインナー目玉焼き丼を作ろうかなって思って。でも、ウインナー目玉焼き丼を作るために調味料を買ってきても、後々この調味料どうするんだってちょっと考えて躊躇しちゃって…。そしたら僕のグループのメンバーが先に作っちゃって、SNSに上げてました。
田中:伊藤壮吾っていう僕と同い年のメンバーなんですけど。
田中:そうそう! 壮吾に先越されました。ちゃんと作っててすごいなって思ったけど、悔しかったなぁ(笑)。目玉焼きだけは得意で、ドラマに出てくるのも僕が作ったぐらいなのに。
田中:僕が作ったんです。目玉焼きもちゃんと作ったし、ウインナーに切れ込みも入れたし、ウインナーも焼いたし、ソースもちゃんと作ってます。僕が撮影に入る前からできる料理は目玉焼きとパンケーキぐらいかな。目玉焼きは得意なんです。トロトロ具合の調節は上手いですよ。そこだけ得意です。
田中:いっぱいあるんですけど、正直言って1番に思うのは、季節設定が春なんですけど、この真夏の猛暑の中で撮影したので、もう暑くて暑くて(笑)。でも、完成したのを見て「汗、あんま映ってないな、すごいな」とか思いながら見るのがは楽しいですね。
田中:見ますね、何回も見ちゃうタイプです。ドラマじゃないライブ映像とかも、自分の出てるものをめっちゃ見るんですよ。勉強にもなりますし、いい感じにできたなって思えたら自分的にもテンション上がるじゃないですか。自己肯定感を上げたり下げたり、上がったり下がったりしてます(笑)。
田中:なんだろうな、楽屋ついたらもう自分の机の周りを綺麗にまとめたくて、アクセサリー、香水、携帯を並べてお弁当を置けるスペース確保するんです。僕、自分の周りをちゃんとしたいタイプなんですよね。
田中:いや、計画立てるのは苦手なんです。前日に計画立てずに、よし、今からこれしようって感じです。ぶっつけで全部やっちゃうのが好きです。温泉に行くのも好きで、 1人で車出して温泉行ったりします。温泉行かないとダメですね、やっぱり癒しがないと。
田中:おー、はい、ヲタ活も癒しですね。もうね、本当に幸せなんですよね、推しを推してる時は。動画見ながら1人でギャーギャー騒いでいて、そういうのを普通にファンの前でも隠さずにいるんですけど、同じで助かるみたいなコメントが結構来るんですよ。だからそういう感覚もファンの方と共有できて嬉しいって思いますし、 ヲタクの気持ちがわかるって意外と大事だと思うんですよね、正直。よくランダムグッズを上限まで買って散財してます(笑)。
田中:本当に心が温かくなるし、“じわキュン”って言われてるんですけど、とても癒やされる作品だと思います。人間性とかもしっかり描かれてるエピソードもあって、感動もあるし、笑えるところもあるし、BL好きな方はもちろん、BLを見たことがない方も気楽に見てくださったら嬉しいなって思います。
(text:牧島史佳/photo:相馬太郎)
(衣装:ベスト codegraphy アンティローザ/Tシャツ 古着屋RushOut)
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