1982年11月2日生まれ、東京都出身。96年にホリプロタレントスカウトキャラバン「PURE GIRL」オーディションでグランプリを受賞しデビュー。ドラマ『神様、もう少しだけ』(98年)で注目を集める。多くのドラマ、映画に出演し、近作としては、映画『ヤッターマン』(09年)、『セカンドバージン』(11年)などに出演。アニメ『豆富小僧』(11年)では主人公の声を担当。また、12年に放映されるNHK大河ドラマ『平清盛』では清盛の正妻・時子を演じる。
人気作家・東野圭吾が真正面からラブストーリーに取り組んだ人気小説を映画化した『夜明けの街で』。仕事も順調で、愛する妻と子に囲まれた幸せそのものの40代のサラリーマンが、1人のミステリアスな美女に出会ったことから道ならぬ恋へとのめり込んでいく様子を、15年前に起きた殺人事件を絡めながら描いた物語だ。主人公を岸谷五朗が、彼を甘い地獄へと誘う女性を深田恭子が演じている。
現在28歳の深田が謎めいた魅力をもつ大人の女性を演じ、これまでにないセクシーさを醸し出しているのも話題のひとつ。本作で新境地を開拓した深田に、映画について話を聞いた。
深田:こんなにハードルの高い役を演じられるのかな、という不安がありました。それは、撮影中も感じていましたね。
ただ、難しい役をいただくと、いつも(製作陣の)期待を感じます。「私にできると思うから、オファーしてくれているんだな」と実感します。
深田:2人の人を同時に愛することで、悲しい思いをする人が生まれると思うと……。もちろん、悲しいだけではなく、かけがえのない瞬間もあるとは思うのですが。なるべくみんなに幸せになってほしいので、応援するのはなかなか難しいと思います。
深田:どちらも、私自身にはあまり近くないキャラクターですね。2人には「耐え抜く強さ」がありますが、私はあんなにガマンできないかもしれません(笑)。
深田:もう、一瞬で終わりですね(笑)。
深田:なるべくなら演じたくないですし、なるべくなら自分では見たくないですね(笑)。キスシーンでもそうなのですが、もうラブストーリーというだけで照れくさいというか……。台本を読んだときも「このシーン、カットされたらいいなぁ」って思っちゃいますね(笑)。
深田:とにかくセリフの一言一言を大切にしゃべってほしいと言われました。多くを語らず、軽く言葉を発しないところが魅力的な女性なので、それについては何度も何度も言われました。
深田:すごく怖いです(笑)。撮影現場ではすごく楽しそうだったし、みんなは「優しい」って言うんですけど、私は怖くて。怒られたり褒められたりの連続で、ずっと緊張している感じでした。監督は「新しい深田恭子」を出そうと必死だったのですが、私としては自分を守りたくて、葛藤がありました。以前の自分がなくなっちゃうような気がしたんです……。でも、監督が私を(ヒロインの)秋葉にしてくれたような気がします。
深田:40代でお仕事もできてステキだと、余裕があるから、やっぱり不倫しちゃうんじゃないかって思うので、そんなにステキじゃないくらいのほうが安心できますね。ステキすぎると、何か(ウラが)あるんじゃないかって思っちゃいます(笑)。
深田:東野圭吾さんのラブストーリーということ、横浜の魅力が満載なのでそこも楽しめると思います。それから、不倫は映画のなかで楽しんでいただければ(笑)。
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