1992年1月19日生まれ、ロサンゼルス出身。4歳でCMに出演、メル・ギブソンの息子役を演じた『パトリオット』(00年)で映画デビュー。『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』(10年)に主演。
『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』ローガン・ラーマン&ガブリエラ・ワイルド インタビュー
ハリウッド期待の若手が『三銃士』を語った
17世紀フランス、立身出世を夢見て田舎から大都会パリへとやってきた若者ダルタニアンが、フランス最強の剣士・三銃士と出会い、手に汗握る活劇を繰り広げる「三銃士」の物語。アレクサンドル・デュマの名作を、『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督が3D映画化したのが『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』だ。この映画で主人公ダルタニアンを演じたローガン・ラーマンと、彼と恋に落ちる仏王妃の侍女コンスタンスを演じたガブリエラ・ワイルドが来日。ハリウッドが期待を寄せる2人の若手に話を聞いた。
ラーマン:度胆を抜かれる映像で、見たこともない世界に連れて行ってくれる作品です。自分を3Dで見るのは、面白くて新鮮な体験でした。
ワイルド:信じられないくらいの映像で、物語の世界に入り込んでしまいますね。
ラーマン:あまりメロドラマチックになりすぎないようにしました。ライトなタッチのストーリーなので、みんなに楽しんでもらえるようにと思って演じていました。
ワイルド:時代劇のキャラクターを演じるのは良い経験になりました。たくさんの男性キャラクターが出てくるなかで、強い女性を演じるのはとても楽しかったですね。
ワイルド:今回が初めての来日ですが、(映画祭開幕式で)グリーンカーペットを歩くなど今までにない素晴らしい経験ができました。私はベジタリアンなのでお魚やお肉がダメなのですが、こちらで食べさせていただいたものはすべて美味しかったです。
ラーマン:(昨年公開の主演作『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』キャンペーンでの来日に続き)2度目の来日ですが、映画祭に参加できて光栄です。グリーンカーペットでは、大勢の人に圧倒されました。車から降りたときは緊張していたのですが、みなさん、とてもフレンドリーで温かく、楽しむことができました。オフが1日あって、お寺や日本庭園などを観光しました。日本の文化に触れることができて、とても良い体験になりました。
──ラーマンさんにお聞きします。4歳からキャリアをスタートさせ、すでにファンタジー作品『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』(10年)にも主演していますが、本作はさらに大作で共演者も豪華です。そんな作品に主演することになり、どんな気分でしたか?
ラーマン:三銃士は子どもの頃から読んでいたので、映画に出演できたことだけで、夢が実現したような感じです。
ワイルド:女優を始めたのは2年前。それまでは画家になる勉強をしていました。
ワイルド:最初に演技をしたときからこの仕事が好きだと思えました。今の仕事にとても満足しているので、これからも女優を続けていきたいですね。絵は今も描いて、趣味として続けていきたいと思っています。
ワイルド:運とタイミングですね。それには、普段から努力し続けることが大切。また、一生懸命仕事をする心構えができているかどうかも重要ですね。
ラーマン:運ですね。運を捕まえるためには、キッチリ準備ができていることが大切で、チャンスが訪れたときに、それをしっかりつかまえることができるように準備していなければいけないと思います。
ワイルド:ミラとは共演シーンがなかったのですが、彼女は撮影中、頻繁に現場に足を運んでくれて、いろいろとサポートしてくれました。とても優しい方ですよね。
ラーマン:オーランドと同じシーンはほとんどなかったのですが、セット以外でご一緒させていただいたりしました。とても良い方だと思います。
ラーマン:(笑)考えたこともありませんが、考えておいて、次回お答えしますね。でも、2人ともスキャンダルに巻き込まれるようなことはないと思いますよ。
ワイルド:私も考えたことがありません……というか、そんなこと、考えないようにしています(笑)。
ラーマン:原作が古典にも関わらず、飛行船が出てきて空中戦があるのが斬新で、みんなも圧倒されると思いますよ。今まで見たことのない映像を見ることができると思います!
ワイルド:たくさんの方々に見ていただければ、続編にもつながっていくと思います。
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