1967年7月26日生まれ、イギリス出身。水泳の飛び込み選手として活躍後、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(99年)で映画デビュー。『スナッチ』(01年)で注目される。その後、『トランスポーター』(03年)が大ヒットし、シリーズ化された『トランスポーター2』(06年)、『トランスポーター3 アンリミテッド』(09年)にも主演し、アクションスタートしての地位を確立する。主な出演作は、『エクスペンダブルズ』(10年)、『エクスペンダブルズ2』(12年)、『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(14年)、『ワイルド・スピード EURO MISSION』(13年)、『ワイルド・スピード SKY MISSION』(15年)、『ワイルドカード』(15年)など。
特殊任務の残酷さに疲れ引退を決意した殺し屋が、相棒の誘拐事件を受け第一線への復帰を余儀なくされるところから始まるサスペンスアクション『キラー・エリート』。元SAS(イギリス陸軍特殊部隊)隊員のラヌルフ・ファインズの原作を映画化した作品で、原作は1991年の出版当時、事実なのか虚構なのかと物議を醸した。
主演はジェイソン・ステイサム。『クローサー』のクライヴ・オーウェンやロバート・デ・ニーロなど、一癖も二癖もある肉食系俳優たちの出演も話題となっている。
『トランスポーター』や『アドレナリン』シリーズなどで人気のアクションスター、ステイサムに、『キラー・エリート』について語ってもらった。
ステイサム:もちろん。生きる伝説みたいな人だからね。本当に彼と共演できるなんて名誉なことだよ。共演シーンの思い出? 最高の思い出しかないよ(笑)。
ステイサム:俳優として、すべてのシーンに責任があると思っている。もちろんアクションシーンもね。だから、そこだけを他人に任せるというのは、ちょっと違う気がする。可能な限り自分で演じ、その緊迫感で表現できることが大事だと思うんだ。
ステイサム:確かにこれは事実が元になっていて、だからこそ、しっかり地に足のついた現実味のある作品にしたかったんだ。アクションシーンにも説得力がなければいけないし、役にも人々が共感できるところがなければならない。そしてみんなに「これは実際に起きたことなんだ」と思ってもらえなければいけなかったんだ。
ステイサム:日本は大好きだよ。建築も人々も、歴史も文化も。日本人はすべてを最高の方法で形にすると思っている。いつも滞在時間は短いんだけど、実は、いつか日本で映画を撮りたいと思っているんだ。
ステイサム:とにかくこの映画を見て幸せになってもらいたい(笑)。僕はアクション映画によく出ているけれど、今回は、本当に心が通ったアクション映画を撮りたいと思ったんだ。見た人がキャラクターに共感できて、応援したくなるようなね。もし、ドラマ部分とアクション部分とがうまく組み合わさっていると感じてもらえたら嬉しいね。
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